ブルペンでは、初めて捕手を座らせて約20球を投げ込んだ浅利選手
彼は力強い真っすぐを投げ込み、球場内にいた球団幹部や首脳陣の視線を一気に集めました
投球後、浅利は自身のパフォーマンスを振り返り、「まだ傾斜をうまく使えていない
力の伝え方や力が分散していることを修正していきたい」と反省を述べたものの、「この時期としては悪くない」という自信も見せました
傾斜とは、投手が投球する際に地面の傾斜を利用して投球の威力を高める技術です
彼はこの傾斜を身体の使い方に反映させることが必要と感じており、その改善を目指す意向を明らかにしました
それでも、最速148キロという球速は驚異的であり、「威力は傾斜だけでなく、体の出力も大切だから、時期的にはいいパフォーマンスだと思う」と冷静にコメントしました
浅利選手のパフォーマンスは、ブルペンでの初めての捕手を座らせた状況で148キロを記録したことからも、彼の能力の高さが伺えます。しかし、傾斜の使い方に課題がある点は、今後の成長を期待される要素と言えるでしょう。自己分析ができる選手であるため、さらなる向上が楽しみです。
キーワード解説
- ドラフトとは?:選手をチームに勧誘するためのプロセス、若手選手を選ぶために各球団が行います。
- ブルペンとは?:投手が実際に投球練習を行う場所。試合前の調整や、リリーフ投手が出場前にウォームアップをする場所です。
- 最速とは?:投球の中で投手が記録した最も速い球速のこと。選手のパフォーマンスの一つの指標として重要視されます。
- 捕手とは?:野球で投球を受ける選手。ピッチャーと連携し、戦略を考える重要なポジションです。
- 傾斜とは?:投手がマウンドからホームプレートまでの高さの違い。適切に利用するとより効果的な投球が可能になる。

