この年俸は昨季の2450万円増となるもので、入江投手は右肩の手術を受けた昨シーズンには登板機会がなかったが、復帰した今季は50試合に登板し、3勝3敗22セーブ、防御率3.15という成績を収めた
契約更改に対する意気込み
入江投手は交渉後、「球団から『まだまだ期待している、まだまだできる』と言われ、気合を入れてもらいました」と語ったシーズン前半は好成績を残したものの、夏場以降は神経障害に苦しみ、成績が振るわなかったため、「来年は1年間通して活躍できるようにしたい」と意欲を見せた
ポスティングシステムについて
さらに、入江投手は今オフにポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの移籍を目指している同級生の今井達也投手についても賛辞を送った「ずっと追いかけてきた存在で、率直にファンとして彼の投げる姿を見るのが楽しみで応援しています」と述べ、また、「いずれは自分も彼を追い越したい」とライバル心を燃やした
入江選手の契約更改は成長を象徴するもので、彼の意欲や自己評価を強く表現している。来季の目標に大きな期待が寄せられる中、彼自身がどのように成長し、成績を残していくかが注目される。特に、同級生でありライバルの今井選手のメジャー挑戦に対する心情も興味深く、今後の競争が彼の成長を促す要素となるだろう。
キーワード解説
- 年俸とは?:選手の給与のことで、契約時に決まった金額で支払われます。
- ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手がメジャーリーグへ移籍する際の制度で、球団が相手チームに交渉権を販売する仕組みです。
- 防御率とは?:投手がどれだけの失点を防いだかを示す指標で、低いほど投手の成績が良いことを示します。

