壇上で監督は選手たちに「野球ノートをつけている人は手を上げてください」と尋ね、選手個々の成長に向け野球ノートの重要性を強調しました
野球ノートとは、選手自身が練習や試合の中で学んだこと、感じたことを記録するためのノートです
小久保監督は「教えてもらったことを自分の感覚にしていくのには、記憶だけでは無理です」と述べ、これを成長の第一歩と位置付けました
監督は選手たちに自身のノートを作成することをスタートとして欲しいと語りました
また、前日の歓迎パーティーでは、「チームの勝利に貢献する」という言葉を使わないように伝えていたことも明かされ、選手たちが自分の役割を理解し、自身のプレイを重視するようになったことについて納得感を示しました
「レギュラーを取ったら自然に出てくる言葉なので、それまではその言葉を使うのはやめてほしい」との思いを語りました
さらに、選手たちが話してみたい先輩選手を聞かれた際、育成ドラフト3位の大矢琉晟投手が今季最多セーブを記録した杉山一樹投手の名前を挙げると、監督は「杉山投手を預かって5年も経ちましたが、まさか新入団選手から話を聞きたい選手になるとは思っていませんでした」と笑顔を見せました
これに対し、「ここにいる選手も5年後には、新入団選手から話を聞かれるような選手になれる可能性がある」と期待感を寄せました
ソフトバンクの新入団選手としての初会見は、選手たちの今後の成長を示唆するものとなりました。監督が強調したノート記録の重要性は、自分自身の理解を深めるための基盤となるでしょう。また、チームの勝利に貢献するためにはまず自分がプレイすることが大切であるというメッセージも、選手たちにとって大きな意味を持つと思われます。
キーワード解説
- 野球ノートとは?選手が練習や試合で学んだことを記録するための重要な道具です。
- レギュラーとは?チーム内で試合に出場する主要な選手のことを指します。
- 育成ドラフトとは?若手選手をチームに加えるためのドラフトの一種で、育成選手として採用される選手が対象です。

