ヤクルト・矢崎拓也投手、契約更改で5600万円に増額

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東京ヤクルトスワローズの矢崎拓也投手(30)が8日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉を行い、800万円増の年俸5600万円でサインしました

矢崎投手は、広島東洋カープから現役ドラフトで加入し、ヤクルトで迎えた移籍1年目を振り返りつつ、仲間やファンに感謝の意を示しました

移籍1年目の活躍

今季は中継ぎとして45試合に登板し、2勝0敗、12ホールド、防御率1.93という素晴らしい成績を収めました

特に「ホールド」とは、試合中にリードを保ちながら投げ続けることで、勝利に導く役割を果たすことを指し、投手の実力を証明する重要な指標のひとつです

矢崎投手は「100点ではない」としながらも、自らのベストを尽くしたことに満足の様子でした

新たな仲間との出会い

「1年前は今の自分を想像できなかった」と語る矢崎投手は、ヤクルトで出会った先輩、後輩、同級生との交流が自身にとって大きな学びになっていると強調しました

彼は「人の数だけ価値観があると思うので、多様な選手たちとの交流は非常に貴重な経験だ」と述べています

来季の展望

オフシーズンには単身での自主トレーニングを計画している矢崎投手

慶應義塾大学出身の「剛腕」は、増額分の年俸を「東京の物価が高いので、無駄遣いせず貯金したい」と語っています

また、来季に向けては「信頼を得ない限り、セットアッパーやクローザーは任せてもらえないと思う

その信頼を一つずつ築いていくことに集中したい」と決意を新たにしました

今回の矢崎投手の契約更改は、彼の移籍1年目の成果が評価された形であり、来季に向けた挑戦への強い意志を感じさせます。新しい環境での仲間との交流が彼にとっての成長に寄与している様子も印象的です。信頼を積み重ねていくという彼の姿勢は、今後の活躍に期待を寄せるファンにとっても心強いものと言えるでしょう。
キーワード解説

  • 契約更改とは?契約更改は、選手と球団が年俸や契約内容を話し合う重要な手続きです。
  • ホールドとは?ホールドは、中継ぎ投手が試合をリードしたまま次の投手に引き継ぐ際に記録される成績の一つです。
  • 自主トレーニングとは?自主トレーニングは、選手が自ら計画したトレーニングを行うことで、技術向上や体力強化を目指すことを指します。

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