今回の契約では、前年度から30万円のダウンが決まっています
又木選手は、2024年のドラフト5位で巨人入りし、初年度は3試合の登板にとどまりましたが、翌年には5試合(2先発)でマウンドに立ちました
成績は0勝1敗、防御率4.73と未熟な一年となりましたが、イースタン・リーグでは16試合に登板し、6勝3敗、防御率2.17と安定感を見せております
「ただただ悔しいし、情けない一年でした」と過去のシーズンを振り返りつつ、来季に向けて「来年がラストだと思ってやるしかない」と強い決意を表明しました
彼の課題として挙げられるのは、メンタル面での強化です
オフシーズンの自主トレーニングは、大阪の日本生命グラウンドで、ベテラン捕手の小林選手と共に行う予定です
「とにかく量をこなす
意識的なことを無意識でもできるように
2軍でできていることが1軍でできないと意味がない」と語り、粘り強く実績を残すことに照準を定めています
今後、彼がどのように自らの課題を克服し、1軍のマウンドに立つことができるのか、引き続き注目が集まるところです
また、選手間の競争が激しいプロ野球において、メンタル面の強化が重要だという意識を持っている点は特筆すべきです。選手が自身の限界に挑戦し、全力で取り組む姿勢が、ファンにも大きな期待を抱かせる要因となるでしょう。
キーワード解説
- 契約更改とは?選手が来季の年俸や契約条件を球団と話し合うこと。
- 先発(せんぱつ)とは?試合の初めから登板するピッチャーのこと。
- 防御率(ぼうぎょりつ)とは?投手が1試合あたり何点の得点を許したかを示す数字。
- イースタン・リーグとは?プロ野球の二軍のリーグの一つで、選手の成長を促すための場。

