ソフトバンクの前田悠伍、今永流の脱力投法で開幕ローテーション入りを目指す

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ソフトバンクホークスの前田悠伍投手が、今永昇太投手の指導を受けながら“脱力投法”を学び、今シーズンの飛躍を誓っています

前田投手は今月5日からカブス所属の今永投手が主催する自主トレーニングに参加しており、20日にはそのトレーニングが終了しました

現在は福岡・筑後市のファーム施設で、新たな練習を開始しました

今永流の脱力投法とは

前田投手は「今永さんといえば、自身のフォームと投球のギャップが際立っていると思いますが、その感覚を自分も理解できた」と手応えを語っています

彼にとって、これまでの投球スタイルは“頑張って投げる”ことが中心でしたが、今永流の脱力投法では“力を抜く”という新たな感覚が重要になると言います

リリーフと先発投手の違い

投手にはリリーフと先発という異なる役割があります

リリーフ投手は短いイニングを強い力で投げ切りますが、先発投手は長いイニングを投げるため、同じ球を何度も投げる必要があります

このため力を抜く感覚が求められます

前田投手はこの点を意識して、特に脱力感を意識した練習を行っているとのことです

ウェートトレーニングのアプローチ

また、ウェートトレーニングでも、前田投手は「20キロの重りを持っている感覚で、200キロでも持ち上げる」という感覚を身に付けたそうです

これは今永投手が提唱する、新しい体の使い方の重要な要素です

ブルペンでの実践
高知でのトレーニングでは、捕手を座らせてのブルペン投球も行っています

今永投手からは「チェンジアップやスライダーを投げる感覚で真っすぐを投げる」ように教わったことが特に印象に残ったそうです

前田投手は、“力を抜く”ことでより良い結果を比べることができると実感しているようです

今後の開幕ローテーションに向けた取り組みも期待される前田投手

春季キャンプでは“力を入れず、抜く”という課題に取り組むことが大切だと意識しています

言葉の裏には確かな自信が感じられます

前田悠伍投手の成長が期待されます。今永流の脱力投法をマスターすることで、投球の質だけでなく自信を持って投げる力を身につけていくと思われ、このトレーニングが今後の彼のパフォーマンスに反映されることが期待されます。
キーワード解説

  • 脱力投法とは?:投手が力を入れず、自然な動きでボールを投げる方法で、球の回転や質を高めることが目的です。
  • リリーフとは?:短いイニングを担当する投手の役割で、瞬発力や球の速さが求められます。
  • ブルペン投球とは?:ピッチャーが試合さながらに投球練習をする場所で、コーチや捕手と一緒に行います。

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