ソフトバンクの新星投手・鈴木豪太、タフネスと目標を語る

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 ソフトバンクホークスのドラフト3位で指名された鈴木豪太投手(22歳、出身大学:大商大)は、福岡市内で行われた新入団会見で自らの投球スタイルや意気込みを語った

彼は「タフ右腕」と称される投手で、大学時代にはなんと「2日連続で完投」を果たした経験がある

この右サイドハンド投手は、「1日100球投げた後にブルペンで50球投げる」といった自らの調整方法を明かし、「変化球は投げないと感覚がつかめない」ため、過度な投げ込みが必要だと語った

これは、投手がボールの握りやリリースの感覚を磨くための重要な練習方法である

 鈴木投手は理想の投手像として、元プロ野球選手で現役コーチの松本裕を挙げ、「両コーナーを突きながら真っすぐで押す投球が理想だ」と述べ、自らの投球スタイルを明確にした

また、彼は「72試合を超えてみたい」という大胆な目標を掲げており、これは元ソフトバンクの岩崎翔選手が2017年に記録した72試合登板を意識しての発言だ

鈴木投手は、勝利を支えるためには「前の投手」が重要で、「守護神の役割も大変だが、セットアッパーは非常に重要」と、チーム全体の投手陣の役割に対する理解も示した

 さらに、鈴木投手は大学時代に苦戦した先輩打者の渡辺聖弥(西武)へのリベンジを誓い、「プロの舞台でズバッと三振を取りたい」と決意を表明

また、同期のエドポロ(日本ハム)との対戦にも期待を寄せ、「お互い一軍で戦えたら楽しい」と目を輝かせていた

「どんな状況でもイニングを投げてくれる投手は重要」だと語り、自らの役割を果たす決意を新たにし、チーム内での存在感を発揮する強気な姿勢を見せた

タフさと負けん気を武器に、鈴木投手はホークス投手陣に新たな風を吹き込む存在になることが期待されている

鈴木豪太投手の登場は、ソフトバンクホークスにとって新たな期待が高まる瞬間です。彼のタフな投球スタイルと自信に満ちた姿勢は、チームの競争力を高める要素となるでしょう。若手投手が果たす役割の重要性が再確認され、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 右サイドハンドとは?:右サイドハンドとは、右手で投げる投手の投球フォームの一つで、ボールのリリースポイントが体の横に位置し、独特の軌道を描くことが特徴です。
  • 完投とは?:完投とは、投手が試合の全9イニングを投げ切ることを指し、途中で交代せずに最後までマウンドに立つ姿勢を示します。
  • セットアッパーとは?:セットアッパーは、試合終盤に守護神(クローザー)の前に登板し、勝利を確実にするために重要な役割を担う投手を指します。
  • 三振とは?:三振は、一人の打者がボールにバットを当てず、3回のストライクでアウトになることを指し、特に投手が持つ力を示す重要な指標です。

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