ヤクルトの川端慎吾選手、松山での自主トレに感謝を込めて臨む

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東京ヤクルトスワローズの内野手、川端慎吾選手(37)が、伝統的な愛媛・松山市での合同自主トレーニングに参加しています

これは今年で30年目を迎え、1996年から始まったこの取り組みは多くの選手にとっての基盤とも言える重要なイベントです

自主トレーニングの重要性

自主トレーニングとは、選手自身が自主的に行う練習を指します

チーム全体での練習のように、戦術やフォーメーションを学ぶ時間がなくとも、個々が自らの技術を向上させるための時間として非常に重要です

川端選手もこの時期を利用し、自身の打撃フォームの改良に励んでいます

伝統の受け継ぎ

この自主トレーニングは、池山隆寛2軍監督(59)によって発案され、その後も宮本慎也氏(54)や真中満氏(54)など、様々な選手に引き継がれてきました

川端選手は「この地がなければ、もっと早くに野球をやめていただろうなと思う」と話し、松山の地の重要性を強調しています

後輩への指導

川端選手は、参加者の中で最年長としても、その存在感を示しています

自主トレ中には、高野選手ら若手選手に積極的に声をかけ、打撃投手を担う姿も見受けられます

彼は、先輩たちから受け継いできた「思い」を次の世代に引き継ぎたいと語っています

今季への期待
昨季は全61試合に代打として出場し、打率・224に終わった川端選手ですが、今季は「打率3割」を目標に掲げ、心機一転新たなスタートを切っています

彼は、2021年に「代打の神様」として91試合に出場し、打率・372を記録した経験を活かしたいと考えています

最後に川端選手は、「松山の皆さんのサポートがなかったら、2021年の活躍は絶対にない」と感謝の意を示し、「もう一回、結果で恩返ししたい」と力強く語りました

川端選手の自主トレーニングへの取り組みは、個々の成長を遂げるためだけでなく、先輩から学んだ「思い」を後輩に受け継ぐ姿勢が印象的です。選手間の絆が強調される中、新たなシーズンでの活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 自主トレーニングとは?選手が自らの技術向上のために行うトレーニングで、個々のニーズに応じた練習が可能です。
  • 代打とは?試合中に相手投手との対戦のために指名される選手で、特に特定の条件で使われることが多いです。
  • 打率とは?選手が公式戦で打席に立った回数のうち、ヒットを打った回数の割合で、打撃成績を示す重要な指標です。

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