柳川大晟選手が合同自主トレ参加で飛躍を誓う

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日本ハムの守護神候補、柳川大晟投手(22)が来季の飛躍を誓い、8日に千葉県鎌ケ谷の2軍施設で自主トレを行いました

柳川選手は来年1月、ソフトバンクの上沢選手が主催する沖縄・宮古島での合同自主トレに初参加することが決まり、同選手は「暖かいところでしっかり投げたかった

ありがたいですね」と先輩選手への感謝の意を表しました

上沢塾で学ぶ貴重な機会

毎年恒例の宮古島自主トレには、上沢選手のほか、中島選手、山本拓選手、そして元日本ハムで巨人の田中瑛選手も参加します

今回は地元の先輩である田中瑛選手からの誘いでの参加となり、「上沢選手に聞きたいことはフォークです

今年の課題でしたので」と柳川選手は語ります

良好な成績を残した今季を振り返る

柳川選手はプロ4年目となる今季、自己最多の37試合に登板し、2勝1敗、11セーブ、7ホールド、防御率1.02という素晴らしい成績を収めました

直球やカットボールを多用しましたが、「フォークが使えなかった」と今年の課題を改めて実感しています

フォークボールの習得がカギ

上沢選手はフォークボールの達人として知られ、高速フォークなど数種類の変化球を使いこなしてきました

柳川選手にとって、上沢選手から直接指導を受ける貴重な2週間となることでしょう

「フォークを増やせれば打者も、もっと考えると思う」と、先輩選手に質問する意欲を見せています

昨オフ、現役ドラフトで巨人に移籍した田中瑛選手は、今季自己最多の62試合に登板し、36ホールドという結果を残しました

柳川選手は「同じリリーフであれだけ投げられた方から、コンディショニングや日々の流れについて学びたい」とのことです

安西選手の1軍昇格を目指す意気込み

さらに、育成右腕の安西選手も1軍登板を狙っています

昨年6月に右肘手術を受け、今年9月に実戦復帰した彼は、「もう全然大丈夫です

来年は開幕前に支配下昇格したい」と話し、リハビリ中はウエートトレーニングに励み、約8キロの筋肉量増加に成功したそうです

「キャッチボールでも球が伸びている」と自信を見せます

「ライバルはたくさんいるので負けられない」という強い意志を持った安西選手の活躍にも期待が寄せられています

柳川選手が合同自主トレに参加することは、技術向上のための絶好の機会です。特にフォークボールの習得は、彼にとって大きな課題であり、上沢選手から教えを受けることができるのは、成長の手助けとなるでしょう。また、安西選手のリハビリやトレーニングの成果にも期待がかかります。来シーズンの活躍が待ち遠しいです。
キーワード解説

  • 守護神とは?:野球において試合の最後を守る投手のことを指します。主に重要な場面で登板し、失点を防ぐ役割が求められます。
  • フォークボールとは?:投手が投げる変化球の一つで、通常、下方に急激に落ちる特性を持っています。打者にとっては振り遅れにくい球種ですが、習得には高度な技術が必要です。
  • 自主トレとは?:自主トレーニングの略で、公式なチームの練習の合間に行う自己主導のトレーニングのことを指します。選手が自分の技術向上のために行う大切な活動です。

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