上本氏はスーツ姿で球場を訪れ、「何も分からないのでしっかり勉強したい
選手のために動く仕事
信頼を得られるように一生懸命頑張っていきたいです」と新たなスタートに向けた意気込みを語りました
上本氏は、広陵高校から明治大学を経て2012年度ドラフト3位でカープに入団
プロ入りから13年間、球団一筋でプレーし、特に2023年には1軍で21試合出場し、打率は0.185という成績を残しました
しかし、シーズンオフに戦力外通告を受け、現役引退を決意しました
その後、球団からアナリストとしてのオファーを受け、11月に新たな役職に就くことを決断しました
「すごいありがたいこと
どうにか恩返しできれば」と感謝の意を表しました
現役時代は主にデータを利用してプレーすることもありましたが、感覚に頼る部分が多かったと反省の弁も述べています
今後はアナリストとして、数字を用いて選手にアプローチすることになる上本氏は、「選手も人間なんでやりたいこともある
そこをどう伝えていくかが難しい」と具体的なアプローチ方法について考慮しています
主に2軍の野手を担当する予定で、内外野をソツなく守った経験を活かし、若い選手たちを1軍で活躍できるようサポートしていく方針です
「(2軍の)若い選手に1軍で活躍してもらいたい一心でやっていきたいです」と意気込みを語りました
上本崇司氏の新たな役職への就任は、選手としての経験を直接活かせる貴重な機会であり、特にデータを駆使した戦略が今後のチームにどう影響するか楽しみです。若手選手の成長への意識も強く、期待が高まります。
キーワード解説
- アナリストとは?:スポーツにおけるアナリストは、選手やチームのパフォーマンスをデータ分析を通じて評価し、戦略策定や選手の成長を支援する専門職です。
- 戦力外通告とは?:選手が契約解除されることを指します。チームの構成を見直すため、特定の選手を契約更新しないという決定が下されることです。
- 打率とは?:打率は選手の打撃能力を示す指標で、安打数を打数で割ることで求められ、チームや選手の打撃成績を把握するための重要な数値です。

