花巻東は、3年ぶりとなる選抜出場を果たし、これが学校にとって5度目の記念すべき出場となる
選考理由として、「総合力を評価した結果」と説明され、特に守備力が高く評価されたことが強調されている
昨夏の甲子園を経験した選手たちの中でも、特に1年生の古城大翔選手が注目されている
古城選手は、冬のトレーニング期間中にウエートトレーニングとスイング改造に取り組んできた
彼は振り返って言う
「とにかくバットを強く振ることを意識して、フォーム改善や内側からバットを出すことに注力してきました
」また、彼には同校のOBである佐々木麟太郎選手からのアドバイスが心に残っている
佐々木選手はスタンフォード大学に進学した有名な選手だ
「“打席に入ったら考え過ぎないように”という言葉を受け、心構えも学びました
そのおかげでチャンスでも平常心で立てるよになった」と感謝の気持ちを述べる
古城選手は、巨人の古城茂幸内野守備走塁コーチを父に持ち、昨夏の甲子園では4番打者としてデビューし、2安打を放った
しかし、チームは初戦で敗退した
この経験を経て、「秋は課題を見つけたので、打撃と守備の両方でチームに貢献できる選手になりたい」と意気込みを新たにしている
彼は成長した姿で再び甲子園に臨むことへ強い決意を示した
- 古城 大翔(ふるき・だいと)
- 2008年6月4日生まれ
神奈川県出身の16歳
勝田小2年で野球を開始し、早渕中では都筑中央ボーイズに所属し全国大会出場経験を持つ
花巻東では1年春からベンチ入り
50メートル走6秒6、身長1メートル80、体重94キロ
右投げ右打ち
キーワード解説
- 甲子園とは?日本で最も有名な高校野球トーナメントで、毎年春と夏に開催される。
- ウエートトレーニングとは?筋肉を鍛えて強化するためのトレーニングで、重りを使うことが多い。
- 守備力とは?野球において、相手の打球を処理する能力を指し、野手の重要な技術の1つ。

