巨人・坂本が契約更改、プロ20年目に向けて意気込みを語る

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巨人の坂本選手が9日、東京の球団事務所で契約更改交渉を行い、減額制限の最大限である2億円減の年俸3億円で単年契約を結びました

この契約金額は推定で、坂本選手にとっては節目のプロ生活20年目を迎える重要な年度となります

坂本選手は「まだ終わりたくない

レギュラーとしてもう一度、長い時間グラウンドにいられるように、何が何でも活躍できるように」と意気込んでいます

今シーズンは、62試合に出場しながらも打率.208、3本塁打、22打点という成績を残し、これはプロ2年目の08年以降で自己ワーストとなる結果です

しかし、彼は中盤以降には代打として存在感を示し続けています

「守備に就いて、ランナーもして、バッティングをするのが一番、野球の楽しいところだと思っている」と語り、ポジティブな姿勢を見せています

来年1月には自主トレーニングに24年ドラフト1位選手である石塚選手が参加予定です

自身が1年目において阿部監督のもとで弟子入りした経験を基に、坂本選手は「自主トレの期間で、これだけがっつり練習するんだというのを見せられたらいい」と話し、若手選手に対する指導の重要性を見据えています

次シーズン、坂本選手は長野選手の引退を受け、田中選手と共にチームの最年長選手となります

「銀座のパレードは経験しないとわからない感動がある

今いるジャイアンツの選手たち皆にその経験をしてもらいたい」と、次世代への思いも強く抱いています

なお、青森県八戸市で発生した震度6強の地震についても言及

坂本選手は「青森に住んでいる人たちと連絡を取り合っていたので、みんな大丈夫とは言っていましたが、心配しています」と被災地への思いを語りました

坂本選手は、契約更改において自身の成長意欲と若手選手への指導の思いを強く表現しました。自己最悪の成績にも関わらず、前向きな姿勢は多くのファンにとって希望の光となるでしょう。また、被災地への思いや来年のシーズンに向けた意気込みも、アスリートとしての彼の人間性を感じさせます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?契約更改は、選手と球団が年俸や契約内容について話し合うことを指します。新たな契約にサインすることで、選手は次のシーズンに向けた準備を始めます。
  • 減額制限とは?減額制限は、選手の年俸を減額する際の上限を定めたもので、通常、前年の年俸の一定割合以上減らすことができないルールです。
  • 自主トレーニングとは?自主トレーニングは、選手がチームの公式練習以外で行うトレーニングのことを指します。特にオフシーズンに、自分自身の技術向上のために行います。

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