阪神・近本光司選手が社会貢献活動で「ゴールデンスピリット賞」を受賞

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阪神タイガースの外野手、近本光司選手(31)が、プロ野球人の社会貢献活動を称える「ゴールデンスピリット賞」の表彰式に9日、東京都内で出席した

近本選手は、球団として前監督の矢野燿大氏に続く歴代5人目の受賞者となる

なお、同一球団から5人が選ばれるのは今回が初めてのことで、近本選手の受賞は特に注目されている

表彰式の内容と受賞の背景

受賞式では、近本選手が壇上で喜びと感謝の言葉を述べた

彼は、「矢野前監督がゴールデンスピリット賞を受賞された際、僕も獲りたいというより、獲れるような人になりたいという気持ちを強く持っていました」との思いを語った

また、143試合を戦う中で、社会貢献活動は自身の大きなモチベーションの一つとなっていたことを明かした

地元への貢献活動

近本選手は、2年目の2020年から故郷兵庫県淡路市の市民を甲子園球場に招待する「近本シート」を実施しており、地域貢献の取り組みが高く評価された

彼は、「球場に来てもらう人のために頑張ろうという気持ちが、プレーや成績にも影響を与えていると思います」と述べ、地域の人々に支えられていることを強調した

新たな団体の設立

近本選手は、2024年には全国の離島支援や地方創生を目的とした一般社団法人「LINK UP」を設立することを報告

オフシーズンには淡路島で野球教室を開催するなどして、地域の振興にも寄与する意向を示している

今後の意気込み
受賞後、近本選手は「これからも成長のために取り組むことを続けていければと思います」と今後の活動に対する意気込みを語り、グラウンド内外での成長を目指す姿勢を見せている

球界の“トップランナー”を目指し、彼の挑戦は今後も継続される

近本選手の受賞は、彼の努力だけでなく、地域社会とのつながりが重要であることを示しています。社会貢献活動は選手のモチベーションにも影響を与え、結果的にグラウンドでも好成績につながる可能性があります。今後も彼の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • ゴールデンスピリット賞とは?:プロ野球選手が社会貢献活動において顕著な業績を残した際に贈られる賞です。
  • 地域貢献活動とは?:地域社会に対し、様々な形で支援・貢献を行うことを指し、例えばボランティア活動やイベント開催などが含まれます。
  • 一般社団法人とは?:利益を追求せず、特定の目的を持って活動する法人の一形態で、社会貢献などの活動を行います。

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