オリックスが育成選手契約を発表、大里と東山の新たな挑戦
オリックス・バファローズは10日、内野手の大里昂生選手(背番号122)と投手の東山玲士選手(背番号129)との育成選手契約を締結したことを発表した両選手は2023年のシーズン終了後に戦力外通告を受けており、新たな道を模索することになった
大里選手は2021年の育成ドラフト3位でオリックスに入団し、2年目には支配下選手としての登録を果たした
2024年シーズンには51試合に出場し、打率.235、2本塁打、8打点を記録したが、今季は46試合で打率.224と苦戦を強いられていた
さらに、戦力外通告を受けた当日に右肩の関節に行う手術、すなわち関節鏡視下安定化手術を受けたことが球団から発表された
一方、東山選手は2024年のドラフト5位で入団し、開幕直後の5月にトミー・ジョン手術(通称TJ手術)を受けた
TJ手術は、肘の靭帯を再建する手術で、特に投手に多く行われる手術である
このため、彼はプロ入り1年目を通じて1軍での登板が実現しないままシーズンを終えた
今回のオリックス・バファローズの育成選手契約は、選手が新たな挑戦を進める重要なステップです。大里選手は手術後のリハビリを経て、再び戦力として活躍できる可能性があり、東山選手も今後のリハビリによって新たな位置付けを目指すことになるでしょう。これからの彼らの活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 育成選手契約とは?プロ野球において、育成選手として契約することで、選手が支配下選手登録ではなく、より低い条件で所属することを意味します。これにより、チームが若手選手を育成するための環境を提供することができます。
- トミー・ジョン手術とは?投手によく行われる肘の靭帯を再建する外科手術で、靭帯を修復・再建することで選手が再び投げられるようにすることを目的としています。
- 関節鏡視下安定化手術とは?関節の安定性を改善するための手術で、肘や膝などの関節の内部を直接見ることができる内視鏡を使用し、必要な修復を行う手術です。

