プロ野球日本ハムの高代延博氏が死去、71歳 選手・コーチとしての功績が輝く

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プロ野球界で名を馳せた高代延博(たかしろ・のぶひろ)さんが、2025年12月9日午後8時42分に、食道胃接合部がんのため71歳で亡くなったことが、在籍していた大阪経済大学から発表された

葬儀・告別式の詳細は公表されていない

高代さんは奈良県出身で、智弁学園高等学校から法政大学を経て、1979年のドラフトで日本ハムファイターズに1位指名で入団

遊撃手として華々しいキャリアをスタートさせ、1980年にはベストナインに選出されるなど、多くの実績を残した

彼のプロキャリアは日本ハムで11年間続き、89年に広島東洋カープで現役を引退するまでに通算で772安打、57本塁打、346打点、54盗塁という成績を達成した

これらの数字は、彼の卓越した技術と野球に対する情熱を物語っている

引退後はコーチとしてもその才能を発揮し、広島、中日、阪神などでコーチ業に従事

特に野球における作戦面での卓越した指導が評価されており、国際大会であるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)にも関与

2009年と2013年の2大会では内野守備走塁コーチを務め、その2009年大会では日本チームの優勝に貢献した

高代氏の死は、日本のプロ野球界において大きな損失であり、彼の業績と影響は長く記憶に留まることであろう

高代延博氏の死去は、長年にわたってプロ野球に貢献した人物の喪失を意味しています。選手としてだけでなく、コーチとしても多くの後進に影響を与えた彼の活動は、今後も語り継がれるでしょう。日本のプロ野球界における彼の存在は、非常に重要でした。
キーワード解説

  • 食道胃接合部がんとは? 食道と胃をつなぐ部分にできるがんで、通常は食べ物を飲み込む際の痛みや不快感を伴います。
  • ベストナインとは? その年に最も優れた選手を位置ごとに選ぶ賞で、プロ野球界では栄誉ある称号とされています。
  • WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)とは? 国際的な野球大会で、世界中の国々が競い合い、野球の普及と発展を目的としています。

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