ソフトバンク・川瀬晃、レギュラー争いに挑む意気込みを語る

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ソフトバンクホークスの内野手、川瀬晃(28)が、指揮官である小久保裕紀監督からの「NGワード」を敢えて口にすることで、来季に向けた意気込みを示した

川瀬は今季、ユーティリティープレイヤーとしての特性を見せ、102試合に出場

チームのリーグ連覇と日本一に貢献し、特に5月2日のロッテ戦での逆転サヨナラ打や、クライマックスシリーズファイナル第6戦での勝ち越し打は、重要な場面でチームを救う役割を果たした

川瀬選手の目標と意識

今シーズンのオフのテーマは、レギュラー獲得を目指した長打力の向上

川瀬は、この目標に向けて着実に努力している

しかし彼の心中には、小久保監督が強調した「自分の城を築け」という信念が根強く残っている

この言葉は、新人選手にも同様に伝えられ、チームの勝利は主に経験豊富な選手たちが担うべき役割だと教えられた

チームを支える覚悟

川瀬は、「もちろん来年レギュラーを目指してやるんですけど…」と前置きをしながら、自身の目標を語る

「優勝を目指すには、まず自分の確固たる地位を築かなければならないと感じている

だけど、僕はリーグ3連覇を目指し、その中でチームのために全力を尽くす考えがある

ポジションが外れる場合でも、どんな形ででも貢献したい

最高の景色を見たい」と明言した

今季の教訓と自己成長

川瀬の思いには、シーズン序盤の苦しい経験が影響している

「前半はチームとして厳しい状況が続いたため、チームが勝たないと意味がないと思った

どんな立場であれ、チームのために動かなくてはならないと決意した

これはプロとして、また一軍で多くの経験を積んだ結果だ」と話す

今後の展望
来季でプロ11年目を迎える川瀬選手は、「入団当初は自分のことで精一杯だったが、この数年で多くのことを学んだ

今季、一軍で過ごしたことで自分の成長を感じる」と語り、意気込みを見せる

レギュラー争いの結果にかかわらず、川瀬はプロフェッショナルとして、チームの力を支え続ける覚悟を持っている

川瀬選手の発言には、プロ選手としての成長とチームへの責任感が表れています。特に、「チームのために」という言葉をあえて口にしたことは、今後のチームの士気を高める要素となるでしょう。彼の意気込みがチーム全体に良い影響を及ぼすことを期待したいです。
キーワード解説

  • ユーティリティープレイヤーとは?野球において、特定のポジションだけでなく複数のポジションをこなすことができる選手を指します。
  • サヨナラ打とは?試合の最終局面で、同点またはリードしている状態で、打者がヒットを打つことによって試合を決定づける打撃のことです。
  • クライマックスシリーズとは?日本のプロ野球におけるポストシーズンの一部で、リーグのプレーオフに相当します。
  • レギュラーとは?プロのスポーツチームにおいて、スターティングメンバーとして定期的に出場する選手のことを示します。

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