乙坂智が米独立リーグ「ヨーク・レボリューション」で再起を図る
巨人を退団した乙坂智外野手が、米独立リーグのアトランティックリーグに属する「ヨーク・レボリューション」と契約したことが、12月11日に明らかになった球団からの正式な発表は近日中に行われる予定だ
過去の成績とキャリア
乙坂選手は2023年シーズンの初めにヨークと契約し、9試合に出場した37打数15安打という高出塁率を記録し、打率は.405、1本塁打、8打点、さらに4盗塁をマークした
その後、マリナーズとのマイナー契約を結ぶも、AAA級タコマでは出場機会に恵まれず、9試合で6安打、打率.261と不振に終わり、自由契約となった
巨人での挑戦
帰国後、7月に巨人のテストを経て入団したが、1軍ではわずか5試合の出場しかなく、1安打、打率.200と期待に応えることができなかったその結果、オフには戦力外通告を受けることになった
再挑戦の決意
来年1月には32歳を迎える乙坂選手は、2011年にドラフト5位で横浜から入団し、その後10年間にわたり日本のプロ野球でプレーしてきた特に2017年にはメキシコのウインターリーグにも参加し、オフは中南米や米独立リーグに挑戦する姿勢を見せていた
2023年にはヨークで103試合に出場し、打率.330、2本塁打、42盗塁などの成績を残しており、リーグ内での評価も高かった
2024年にはメキシカンリーグ「レオネス・デ・ユカタン」で活躍し、来季はヨークに3度目の所属となる
これにより、5年連続でメジャー以外の海外球団でプレーすることになる
乙坂選手が再び海を渡り、ヨーク・レボリューションで新しい挑戦を開始することは、彼のキャリアにおいて重要な一歩となるだろう。過去の成績を見る限り、彼の打撃力と走塁能力は十分に証明されており、次のシーズンでどのようなパフォーマンスを見せるのか、ファンたちの期待も高まっている。
キーワード解説
- 乙坂智とは?- 日本のプロ野球選手で、多くのチームで活躍してきた外野手。特に速力と出塁率が飛び抜けて高いプレイヤーで、そのスピードは盗塁数に現れている。
- 独立リーグとは?- 独立リーグはメジャーリーグやマイナーリーグの傘下ではないプロ野球リーグで、選手たちが自由に契約しプレーをすることが可能なリーグ。
- ゴールドグラブ賞とは?- 優れた守備を示した選手に贈られる賞で、野球のポジションごとに選ばれる。守備能力の高い選手が評価される。

