オリックス・平野佳寿投手、コーチ業と現役選手を兼任へ
オリックス・バファローズの平野佳寿投手が11日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉を行い、年俸を減額した新契約にサインしました彼の新しい年俸は、元の年俸1億6500万円から1億1000万円減少し、5500万円+出来高という内容です
平野投手は「コーチ業も担当しつつ、現役選手として若い選手たちを引っ張ってほしいという期待をいただいた」と語り、両方の役割をしっかり果たす意気込みを示しました
平野投手は21年に米大リーグから復帰し、現在41歳であり、パ・リーグの投手の中では最年長です
今年は4月3日のロッテ戦にて、NPB(日本野球機構)で通算250セーブを達成
しかし、1軍での登板はわずか3試合にとどまり、「何もチームに貢献できなかった」と厳しい自己評価を下しました
来季はプロ21年目を迎える平野投手がコーチ兼任となることが決まり、今シーズン終了後の秋季練習から指導を開始します
11月の高知キャンプでは、若手選手に対してフォークボールの投げ方を助言するなど、積極的な活動を見せています
「チームとしても2年連続で優勝から遠ざかっている
選手としてもコーチとしてもサポートし、またみんなで優勝できるように頑張りたい」と力強く語りました
レジェンドとしての「二刀流」で、岸田監督を支えていく決意を示しました
平野佳寿選手がコーチ兼任として新たなスタートを切ることは、選手としての経験と指導者としての知識を融合させるチャンスでもあります。特に若手選手への育成が期待され、チーム全体の成長に寄与するでしょう。年齢を重ねてもなお現役を続ける姿勢は、多くの選手やファンにとっての励みとなるはずです。
キーワード解説
- コーチ業とは?: コーチ業とは、スポーツチームや選手に対して技術や戦術、精神面などを指導する仕事のことです。コーチは選手の成長を助け、チームの勝利に貢献します。
- NPB通算250セーブとは?: NPB通算250セーブとは、プロ野球選手がキャリアの中で達成したセーブの合計が250回に達したことを意味します。セーブは、試合の終盤でリードを守り、勝利を引き寄せる重要な役割を果たします。
- 二刀流とは?: 二刀流とは、1人の選手が2つの異なる役割を持つことを指します。平野選手のように現役選手とコーチの両方を務めることで、チームに多角的な貢献が可能になります。

