トレバー・バウアー、現役続行へ!日本球界との接触、新たなステージへの意欲を示す
横浜DeNAベイスターズを退団したプロ野球選手トレバー・バウアー投手が、現役続行を決断し、日本の複数の球団と接触していることが 2025年12月11日に分かったバウアー選手の代理人であるレイチェル・ルーバ氏が、オーランドで開催中のウインターミーティングにてデイリースポーツの取材に応じ、その詳細を明かした
トレーニングを続けるバウアー選手
ルーバ氏によると、バウアー選手は現在、自宅があるアリゾナ州で週6回のペースでトレーニングを行い、ブルペンでの投球練習も積極的に行っているという「彼は100%健康で、万全な状態にある」とルーバ氏は自信を持って語った
今季の成績と運の悪さ
バウアー選手は、2023年に復帰したDeNAでのシーズンにおいて、4勝10敗、防御率4.51という結果に終わったこの数字は同選手に対する期待を裏切る形となった
ルーバ氏は「正直、運が悪かった」とし、投手の実力を示す指標であるBABIP(Batting Average on Balls In Play、打たれたボールがヒットになる割合)やxFIP(Expected Fielding Independent Pitching、守備の影響を排除して投手の実力を評価する指標)を引き合いに出し、実際にはリーグトップの防御率を記録した同僚の選手と同等の数字を記録していたことを指摘した
心身のリセットを望むバウアー選手
帰国前のインタビュー時には、「一旦野球のことを考えない時間をつくりたい」と語ったバウアー選手現役引退も選択肢に含まれることを示唆していたが、ルーバ氏は「今季は心身ともに消耗しており、リセットの必要があった」と分析した
そして、現段階では「引退はない」とし、来年も投げ続ける意欲を持っていると強調した
広がる日本球界への可能性
バウアー選手は、12月2日にDeNAから自由契約となったものの、同球団とは良好な関係を保っているとしているさらに、複数の日本球団と接触していることを明かし、将来的には日本、米国、メキシコと幅広い視野で移籍先を決定する意向を見せている
トレバー・バウアー選手の現役続行の決断は、彼の今後のキャリアにおいて重要なステージを示しています。厳しいシーズンを経た中で、新たな挑戦を求めるその姿勢は、多くのファンに希望を与えることでしょう。日本球界との接触が具体化すれば、さらに話題を呼ぶことが期待されます。
キーワード解説
- BABIPとは?打たれたボールがヒットになる割合を示す指標で、高い数値は投手にとって不利な状況を示すことが多い。
- xFIPとは?投手の実力を評価するための指標で、守備の影響を排除して計算されるため、より正確な投手の実力を知ることができる。

