菊池涼介選手の現状分析と意気込み
広島東洋カープの菊池涼介選手(35)は、入団15年目を迎える来シーズンに向けて再起を誓っている今季はチームがリーグ5位に終わり、その現状を冷静に分析した結果、様々な経験を得たことを強調
特に、選手層の厚さや世代交代の流れを感じつつも、自身がチームの中心として活躍する意欲を示している
契約交渉と大幅減俸
1日の契約交渉では、8000万円の減俸を受け入れ、1億7000万円プラス出来高払いで再契約を結んだ今季は僅か89安打に終わり、2年連続で達成していたシーズン100安打には届かなかった
菊池選手は、「不甲斐ない成績が続いているので、練習あるのみ」と述べ、精進の必要性を感じている
チームの状態と意識改革
シーズン中には何人かの選手が全力疾走をせず、闘争心を欠くことが問題視され、先発を外される事例も見られた菊池選手は「最近、少し雰囲気がぬるくなってきている」との危機感を持ちつつも、「一塁まで全力で走るのは当たり前」と自らの姿勢を示した
意見交換とチーム内の風通し
11月には大分・湯布院で実施されたリハビリキャンプに参加し、会沢選手、秋山選手、新選手会長の島内選手、森下選手らと意見交換を行った「いい会話ができた」と語る菊池選手は、特に若手選手とのコミュニケーションの重要性を強調した
ゴールデングラブ賞の重要性
菊池選手は2022年まで10年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞しているが、「ゴールデン・グラブのためにやっている選手はいない」とし、チーム全体の活躍がまずは重要だと語った広島の菊池選手がリーグ5位に終わったチーム状況に危機感を示し、来季に向けて意気込んでいる姿勢が印象的です。彼は若手選手との対話を通じてチームの結束を強めたいと考えているようで、これからのチーム作りに期待がかかります。
キーワード解説
- ゴールデン・グラブ賞とは?選手がそのポジションでの守備の優秀さを recognized する賞で、守備力をアピールする大きな要素の一つです。
- 全力疾走とは?野球選手が打球後、一塁まで全力で走ることを指し、プレーへの真剣さやチームの士気を高める重要な行動です。
- 出来高払いとは?選手の成績に応じて支払われる報酬で、成果を上げることが期待される契約形態です。

