前田投手は1月5日から約2週間、高知県で行われた自主トレに参加し、昨季メジャーで15勝を挙げた先輩投手から貴重な指導を受けた
自主トレの意義
前田選手は、今永投手との自主トレで得た投球のコツについて語り、「力を入れすぎる必要はない」との重要な気付きを得たという彼は筑後ファーム施設で調整し、今後開催される春季キャンプに向けた準備を進めている
「今永さんはフォームと球のギャップの使い方を教えてくれました
自分が思っている以上に力を抜いてもボールが飛ぶという感覚をつかみました」と彼は振り返っている
脱力投法とは?
脱力投法は、投球時に無駄な力を使わず、力を抜くことでボールの制御やスピードを向上させる技術である多くのプロ投手がこの技術を用いて、投球時の身体の負担を軽減し、パフォーマンス向上に繋げている
今永投手から得た教訓
今永投手からのアドバイスには、「チェンジアップやスライダーの感覚で真っすぐを投げる」という具体的な指導が含まれていたこれにより、前田投手は「力を抜くことで、普段よりも速い球を投げる感覚をつかめた」と自信を覗かせた
プロ1年目の経験を糧に
プロ1年目の昨季、前田投手はウエスタン・リーグで12試合に登板し、4勝1敗、防御率1.94という素晴らしい成績を収めたしかし、10月1日のオリックス戦での1軍デビューにおいては、3回8安打6失点という結果に終わり、その悔しさが彼の成長を促した
彼は「力が入ってしまうという課題はありますが、それでも脱力を忘れずに試合に臨みたい」と意気込んでおり、まずは春季キャンプでのアピールを目指す
若手投手の成長を遂げようとする姿勢は、多くのファンにとって楽しみです。前田選手は経験を活かし、今期のプレーがどのように進化するのか、期待が高まります。特に、今永投手との自主トレでの学びをどう試合に活かすかが注目されています。
キーワード解説
- 脱力投法とは?力を抜いて投球することで、バッターの打球に対する制御や投球スピードの向上を図る技術です。
- ウエスタン・リーグとは?日本のプロ野球二軍でのリーグの一つで、主に育成選手や若手選手が経験を積む場として知られています。
- ブルペンとは?屋内または屋外に設置された投球練習のためのエリアで、リリーフ投手が登板前に練習を行う場所でもあります。