プロ野球FA市場が活発化、ピート・アロンソがオリオールズと契約。日本からは村上宗隆と岡本和真が注目される

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【オーランド(米フロリダ州)10日(日本時間11日)=四竈衛】ウインターミーティングが進行する中、フリーエージェント(FA)市場が徐々に活発になってきた

特に注目すべきは、長距離打者であるピート・アロンソがオリオールズと5年総額1億5500万ドル(約240億円)で契約したことだ

この契約額は、メジャーリーグにおいてプレイヤーが獲得する約220億円の契約とも言われ、挙げられる中で最大級な金額となる

日本からも注目の選手が続々と話題に上がっている

ヤクルトの村上宗隆内野手(25)と巨人の岡本和真内野手(29)は、ポスティング制度を活用してMLBへの移籍を目指している

ポスティング制度とは、日本のプロ野球チームが選手を海外のリーグに移籍させるための特別な手続きで、選手の権利とチームと間の交渉を調整する仕組みである

その交渉がいよいよ本格化する兆しを見せている

また、今井達也投手については、フィラデルフィア・フィリーズが興味を示しているとされ、同球団のデーブ・ドンブロウスキー編成本部長はこの件に関し「状況について話すつもりはない」と慎重な姿勢を保ちながらも、現時点の先発投手陣に自信を隠さない一方、「我々はいつもオープンマインド(前向き)だ」と述べ、今後の可能性に希望を持っていることを示した

今回のFA市場の活発化は、選手の移籍のみならず、球団の戦略にも大きな影響を与える可能性があります。特に高額契約が結ばれる中で、選手による選択が、球団のパフォーマンスに直結する重要な要素となるため、今後の展開から目が離せません。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が所属しているチームとの契約が終了した後、他のチームと自由に契約交渉できる制度のことを指します。これにより、選手は自分に最も適したチームを選ぶことが可能です。
  • ポスティング制度とは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグへの移籍を希望する際に、国内のチームが他の球団にプレイヤーの権利を販売する制度です。選手側は受け入れられた球団と契約交渉が行えます。

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