ロベルト・スアレス選手、ブレーブスと3年総額4500万ドルで契約
元ソフトバンクおよび阪神タイガースの抑え右腕、ロベルト・スアレス(34)が、パドレスからフリーエージェント(FA)となり、アトランタ・ブレーブスと契約を結びました契約内容は3年総額4500万ドル(約69億8000万円)で、11日(日本時間12日)に発表されました
ブレーブスでは、主にセットアッパーとしての役割を担う見込みです
守護神にはイグレシアス選手が居るため、スアレスがその後ろに控える形となります
スアレスはベネズエラ出身で、2016年から2019年まで福岡ソフトバンクホークスでプレーし、その後2020年から2021年は阪神タイガースで活躍しました
阪神時代には2年連続で最多セーブを達成するなど、その実力を証明しました
NPBでの通算成績は191試合で7勝13敗、37ホールド、68セーブ、防御率2.81という素晴らしい数字となっています
2022年にはサンディエゴ・パドレスと1年契約を結び、セットアッパーとして活躍
その年のオフに5年総額4600万ドル(約71億3000万円)で契約延長を果たし、抑えとして回った昨シーズンには36セーブを挙げました
今年はリーグ最多となる40セーブを記録し、2年連続でオールスターにも選出されています
今季の成績は70試合で4勝6敗、40セーブ、防御率2.97に達しています
スアレスは今オフに契約2年を残してオプトアウトし、FA市場に出ましたが、新たにブレーブスとの契約を結び、さらなる活躍が期待されています
ロベルト・スアレス選手の新たな契約は、彼の投手としての実力と過去の実績が背景にあることが伺えます。ブレーブスでの役割がセットアッパーということからも、チームの勝利を支える重要な役割を期待されていることが分かります。また、最近の成績を見ても、彼の成長と経験が評価されているのは明らかです。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは? 選手が契約期間を終えた際、他のチームと自由に契約交渉を行うことができる権利のことを指します。
- セットアッパーとは? 試合の重要な局面で登板し、相手打線を抑える役割を持つ投手のことです。一般的には守護神の前に登板し、ゲームを有利に進める大事な役割です。
- 最多セーブとは? シーズン中に最も多くのセーブを記録した投手が受けるタイトルで、セーブは投手がチームを勝利に導くための重要な指標の一つです。

