ピート・アロンソ、オリオールズと5年契約!新たなパワーヒッターの加入がメジャーに影響を与える

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 ニューヨーク・メッツからフリーエージェント(FA)となっていた内野手のピート・アロンソ選手(31)が、ボルティモア・オリオールズと5年総額1億5500万ドル(約242億円)の契約に合意したことが、10日にメジャーリーグ公式サイトで報じられました

アロンソ選手は通算264本塁打を誇り、特に2019年には本塁打王に輝いた実力者です

今シーズンは打率.272、38本塁打、126打点を記録しており、そのバッティングアビリティは両リーグで高く評価されています

アロンソ選手の実績と影響

 アロンソ選手の加入は、オリオールズにとって大きなプラスとなります

彼はただのパワーヒッターにとどまらず、打点を稼ぐ能力にも優れています

本塁打はチームの得点力に直結するため、オリオールズは彼の獲得により攻撃力の向上が期待できるでしょう

国内選手の動向

 また、フィラデルフィア・フィリーズに残留した指名打者のカイル・シュワバーに続き、有力な野手の移籍市場が活発化しています

特に、ヤクルトの村上選手と巨人の岡本選手については、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの移籍を目指す動きが進んでいます

村上選手はその潜在能力とパワーが魅力であり、岡本選手は守備の安定感が評価されています

移籍市場の状況

 アメリカンリーグの球団幹部は「良い打者だ」と彼らの獲得に関心を示しています

特に一塁手のポジションにはFA市場からの大物が消えている中、両選手の需要は高まっていると考えられます

一方、三塁手の市場には今季において合計49本塁打を記録したアトランタ・ブレーブスのエドゥアルド・スアレスや、ボストン・レッドソックスの主力アレックス・ブレグマンなどが残っています

 こうした選手たちの動きは、各チームの戦力のバランスを大きく変えることが予想され、メジャーリーグ全体に影響を与えることになるでしょう

ピート・アロンソ選手のオリオールズへの移籍は、メジャーリーグに新たな風をもたらすでしょう。彼の過去の成績と今季のパフォーマンスから、攻撃力が期待されるだけでなく、他の選手たちへの影響も考えられます。村上選手や岡本選手の動向も注目され、ますます目が離せないシーズンとなりそうです。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が契約の満了後に他のチームと契約する権利を持つことを指します。
  • 本塁打王とは?シーズン中に最も多くの本塁打を打った選手に与えられるタイトルのことです。
  • ポスティングシステムとは?日本の選手がメジャーリーグに移籍する際に利用する制度で、チームが選手を提案して他のメジャーリーグチームが交渉できる仕組みです。

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