ソフトバンク近藤健介選手、自主トレと目標設定でファンに新たな楽しみを提供

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福岡市で行われた自主トレ仲間とのトークショーに参加したソフトバンク・近藤健介外野手(32)が、来季の目標に「最高出塁率」を掲げる姿を見せた

過去にはリーグMVPや首位打者、本塁打王、打点王などのタイトルを獲得している彼だが、この目標には特別な思いが込められている

トークショーでの近藤選手

自主トレメンバーとの初のトークショーでは、笑顔を見せる近藤選手が「1回目にしては良かったんじゃないですか」とコメント

集まったのは、鹿児島県の徳之島を拠点とする「TEAM AMAGI」の選手たちで、オリックスの西川選手やロッテの藤岡選手ら総勢8人が参加

プライベートな一面や打撃技術について語り合った

近藤選手の過去の成果

近藤選手はこれまでに24年にはリーグMVPを獲得し、首位打者や本塁打王、打点王といったタイトルも手にしてきた

彼が特に狙う「最高出塁率」は、これまでに日本ハム時代の19年と20年、およびソフトバンク移籍後の23年と24年に獲得しており、合計で4度のタイトル獲得を誇る

出塁率とは?

出塁率とは、選手が打席に立った際に、どのくらいの割合で塁に出ることができたかを示す指標であり、打率とは異なり、四球や死球も含まれるため、選手の打撃力をより正確に評価するものと言える

来季への思い
「そこのタイトルはもう1回取りたいですし、僕自身の持ち味なので」と近藤選手は語り、自身の打撃スタイルに自信をのぞかせた

昨シーズンには球団史上新記録となる109四球を記録したが、彼は連続して打撃を続けることの重要性を強調している

今季はリーグ2連覇を達成し、日本一にも輝いたが、怪我の影響で出場回数が減少し、個人としては「苦」と感じるシーズンだったと振り返る

来季は「幸せなシーズンがいい」と、新たな目標に向けてリスタートを切る意欲を見せている

加えて、来年1月からは雑誌のインタビューや動画アプリ「TikTok」で自主トレの様子をライブ配信する予定で、ファンとの距離をさらに縮める努力を続けている

近藤選手がトークショーを通じて伝えた意気込みや目指す目標は、ファンにとっても魅力的な要素となるだろう。自己成長やチームへの貢献を忘れない姿勢が、さらに多くのファンを惹きつけるのではないかと感じた。
キーワード解説

  • 最高出塁率とは?出塁率の計算方法として、安打、四球、死球などといった出塁に繋がる全ての結果を合計し、打席数で割ったものを指す。
  • リーグMVPとは?リーグごとに、特に優れた成績を残した選手に贈られる賞で、全体の中で最も評価される選手に与えられる。

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