契約の総額は公表されていないが、大リーグ公式サイトによれば、契約額は1億5500万ドル(約240億円)に達する見込みであり、年平均3100万ドル(約48億円)は一塁手としてはミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)と並ぶ史上最高の年俸となる
アロンソのメジャーリーグキャリア
アロンソ選手は2016年のMLBドラフトで2巡目に指名され、メッツに入団したメジャーリーグ1年目となる2019年には53本塁打を記録し、いきなり本塁打王のタイトルを獲得した
この年、彼は120打点と出塁率・長打率(OPS)921を記録し、メジャー界で注目を集めた
2022年には打点王に輝くなど、彼はメジャー7年間で6度の30本塁打超、4度の100打点超を達成し、MLB屈指のパワーヒッターとしての地位を確立した
今季の成績
アロンソ選手は今季、全162試合に出場し、打率・272で38本塁打、126打点、リーグ最多の41二塁打を記録した出塁率・長打率(OPS)は871であり、通算成績は打率・253、264本塁打、712打点、OPS・857と素晴らしい成績を残している
また、彼はオールスターゲームに5回出場している
メッツの状況
今オフ、メッツはキープしていた主力選手の流出が続いているシーズン終了後、アロンソ選手の代わりに投手陣を厚くしようと、元抑え投手エドウィン・ディアスには単年2202万5000ドル(約34億円)のクオリファイングオファーを提示したものの、これを拒否された
また、メッツはヤンキースからFAとなったデビン・ウィリアムズ投手と3年5100万ドル(約79億円)で合意し、救援陣の穴埋めに本腰を入れている
今後の影響
アロンソ選手の移籍は、今後の選手市場に影響を与えそうだ特に、ポスティングシステムを利用してメジャー契約を狙っている東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手や読売ジャイアンツの岡本和真選手の動向にも大きな影響を及ぼすと予想される
今回のアロンソ選手の移籍は、彼の実力を証明するものであり、オリオールズにとっては大きな戦力強化となります。また、今後の選手市場においても注目が集まり、特に日本からの選手のメジャー挑戦にも影響を与えることでしょう。
キーワード解説
- フリーエージェントとは?:ある選手が契約期間が終了した際に、どのチームとも契約することができる状態のことです。
- 本塁打王とは?:シーズン中に最も多くの本塁打を打った選手に贈られるタイトルです。
- OPSとは?:出塁率と長打率を足し合わせた指標で、選手の攻撃力を示す一つの数値です。
- クオリファイングオファーとは?:FA選手に対して前のチームが出せる契約内容のことで、受け入れられない場合は選手が新しいチームに移籍できます。

