ヤクルト田口投手、契約更改を経て厳しい自己分析と新たな挑戦へ

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東京ヤクルトスワローズの田口麗斗投手(30)が、12日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億7500万円で再契約を果たしました

田口投手は、昨年オフに3年契約を結んでおり、今季は36試合に登板し、1勝1敗、11ホールド、防御率2.76という成績を収めました

しかし、今季は下半身のコンディション不良により、数試合を欠場することがありました

これについて田口選手は、「去年も今年もけがで1軍でフルで投げられなかった

野球選手として情けないシーズンを送ってしまった」と心境を語り、自身のパフォーマンスに厳しい評価を下しました

彼は、「1軍で投げて活躍するのが、選手としてのあり方だと思う

それが全うできなかった」と唇をかみ締めながら語りました

シーズン終了後の田口投手は、プエルトリコでの武者修行を決行し、厳しい環境での野球に取り組みました

彼は「正直、日本は恵まれ過ぎている」と現地の状況に触れ、肉体的にも精神的にもタフになるための経験を積んできたと述べました

来季に向けては、「勝ちパターン奪還」を目指す意欲を燃やしており、球団の林田社長にも「55試合投げます」と力強く宣言しました

また、自主トレーニングは米ハワイにて実施する予定で、「体のメカニズム的なところを根本から変え、強い体より柔軟な体を身につけて、疲労を感じないような体にしたい」と、けがを予防する体作りへの意欲も語りました

今回の田口投手の契約更改に関するニュースは、彼自身の厳しい自己評価と更なる成長を目指す姿勢が強く印象に残ります。過去の怪我を乗り越え、来季に向けての決意を新たにする彼の姿からは、プロ野球選手としての覚悟が感じられます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手が所属する球団と新たな契約内容を話し合うことを指します。
  • ホールドとは?:リリーフ投手が、試合をリードしている状態で登板し、最後まで試合を終えさせることによって得られる評価ポイントです。
  • 自主トレーニングとは?:選手自身が自発的に行うトレーニングのことを指し、通常のキャンプや練習とは独立しています。

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