広島カープのドラフト失敗:柳田悠岐を逃した裏話

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広島で310試合に登板した川端順氏(65)が、高橋慶彦氏(68)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演し、地元出身の柳田悠岐選手をドラフトで指名できなかった驚きの裏話を明かしました

川端氏は投手コーチを経て、2006年に広島東洋カープの編成グループ長に就任し、ドラフトでは成功を収めていました

2007年には高校生ドラフトで3位指名で丸佳浩、2011年には同2位で菊池涼介、2012年には同2位で鈴木誠也を獲得し、これらの選手たちがリーグ3連覇の主要メンバーとなりました

しかし、川端氏は「他球団も狙っていた」と語り、指名順を当日繰り上げるなどの努力があったものの、彼は大魚を逃してしまいました

高橋氏が「失敗したヤツ、1人おるやろ?」と笑いながら指摘したのは、広島商業高校から広島経済大学を経てプロ入りした柳田悠岐選手を指していました

川端氏は「僕が悪いんです」と、自身の顔をしかめました

広島も柳田を追いかけていましたが、大学選手権の視察で東京ドームに訪れた際、柳田選手が女の子にサインをする姿を目撃しました

その時、純粋にファンサービスをしていると思わず、チャラついて見えたことが影響しました

広島のチームカラーは「野手のエラーに嫌な顔をしたピッチャーは獲らない」というものであり、チャラついた選手は集中力がないと見なされていました

川端氏は「カープに合わない性格かもしれません」と最終決定権を持つ球団オーナーに報告し、柳田の指名順位が下位に落ちてしまったことを悔やみました

川端氏は「あれは僕の失敗です」と、柳田の性格を見抜けなかったことを反省しました

柳田選手は2010年ドラフトでソフトバンクに二位で指名されました

当初、秋山翔吾を指名する予定でしたが、王貞治球団会長の強い推しにより柳田選手の指名に切り替えたと言われています

この記事では、広島カープがドラフトで柳田悠岐選手を逃してしまった経緯が詳しく紹介されています。川端氏の反省の声から、選手獲得における判断の難しさが浮き彫りになっています。特に、選手の見た目や態度が評価に影響することは、厳しい競争の中で共通して見られる問題です。
キーワード解説

  • ドラフトとは?プロ野球選手を獲得するための選考手続きで、各球団が若手選手を指名します。
  • ファンサービスとは?選手がファンとの交流を図るための活動で、サインや写真撮影などが含まれます。
  • チームカラーとは?各チームが持つ特有の文化やスタイルを指し、選手の性格やプレースタイルにも影響します。

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