東京ヤクルトスワローズの投手・田口麗斗選手が、球団事務所での契約更改交渉の結果、現状維持の1億7500万円でサインしたことが発表されました
田口選手は3年契約の2年目となる今季、下半身のコンディション不良に悩まされ、36試合で1勝1敗11ホールドという成績に終わりました
ホールドとは、試合の途中で登板し、試合展開を有利に進めた投手が記録するものです
「1軍でフルに投げられず情けないシーズンを送ってしまった」と語る田口選手は、交渉の席で球団に対する具体的な要望は伝えなかったといいます
その背景には、11月上旬に参加したプエルトリコのウィンターリーグが影響しています
このリーグで現地の環境に触れた田口選手は「日本は恵まれすぎ」と感じ、もっとハングリー精神を持つようになったと述べました
将来的な目標に関しては、「来季は55試合投げます」と明言し、セットアッパーや抑えという役割を再び目指す意気込みを見せました
自主トレーニングのため、近日中にハワイへ出発する予定です
田口選手は「ストレートでしっかり勝負できる体になりたい」とし、フォームのメカニズムを根本から見直す考えを示しました
さらに、色紙に記した目標は「挑戦」とし、「いろんな意味での挑戦
きつい方を選んでやっていきたい」と強調しました
田口選手は3年契約の最終年を迎える来季に向けて、勝負の年と位置づけています
田口選手の契約更改は、彼の向上心と自己改革の意図が伝わる内容であり、プロ野球選手としての成長を促すきっかけとなるでしょう。昨シーズンはコンディションに苦しみましたが、来季に向けた強い意気込みが感じられ、ファンにとっても期待が高まります。
キーワード解説
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