中日ドラゴンズに移籍した知野直人選手、現役ドラフトの思いを語る
2025年12月9日に行われた「第4回現役ドラフト」の結果、計12名の選手が新たなチームへ移籍することとなった中でも注目を集めたのが、内野手の知野直人選手である
彼は横浜DeNAベイスターズから中日ドラゴンズへと移籍し、同一リーグでの飛躍を目指すこととなる
知野選手は自身のX(旧ツイッター)で、古巣DeNAやそのファンに感謝の意を表した
彼は「横浜DeNAベイスターズに入ってからの7年間は、多くの思い出がありました
ドラフトの結果を電話で知らされた時、たくさんの思い出が頭を巡りました」と振り返った
移籍の背景と成績
知野選手は2018年のドラフト6位で、ルートインBCリーグの新潟(現オイシックス新潟)からDeNAへと入団した彼の持ち味はパンチ力とユーティリティ性である
このユーティリティ性とは、内野および外野をこなすことができる選手の特性を指す
しかし、入団以降、知野選手は2023年に39試合出場したのが最多で、打率も2割に届かないことが多く、今回の現役ドラフトでの移籍となった
ファンへの感謝
知野選手は「本当に横浜という街と、そのファンの方々が大好きでした正直に言いますと、さみしいです」と心情を語り、一方で「中々力になれず、申し訳ありませんでした」と謝罪した
しかし彼は、新たな環境で「中日ドラゴンズの知野直人になりますが、少しでも応援してもらえたら嬉しいです」とファンに呼びかけ、感謝の気持ちを伝えた
これからの展望
移籍後は同一リーグでの対戦も増えるが、知野選手は「また皆さんに会えることを楽しみにしています本当に7年間ありがとうございました!」と改めて感謝の意を表しながら、「横浜大好きだったな」と一言残した
知野直人選手の移籍は、今後の中日ドラゴンズにとっても新たな戦力となる可能性を秘めています。また、彼が古巣に対して見せた感謝の気持ちは、多くのファンにとっても心温まるものであると言えるでしょう。
キーワード解説
- 現役ドラフトとは?:選手が自らの意思で移籍を希望し、他の球団に選ばれる制度のことです。
- ユーティリティ性とは?:複数のポジションをこなすことができる選手の特性のことを指します。

