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日本ハム・上原健太投手、新フォームで再起を誓う

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日本ハムファイターズの上原健太投手(30)は、プロ10年目の今季に向けて自らの投球フォームを見直すことで再起を果たそうとしている

1月24日、彼の1軍キャンプ地である沖縄・名護での自主トレーニングがスタートし、初日から積極的にブルペンで投球練習を行った

上原は今オフに、歩幅を5歩半から6歩に広げる新しいフォームを取り入れた

この変更は、ただの「半歩」の差であるが、彼にとっては非常に大きな意味を持つ

自主トレ初日には、32球を投げ込み、「現時点での状態はここ数年で一番良いかもしれない」と手応えを語った

昨季は開幕ローテーション入りを果たすも、調子が上がらずに0勝でシーズンを終えたことが彼にとっての悔しさだった

今オフは千葉県内で動作解析を行い、課題であった「並進速度」と向き合った

「並進速度」とは投手が投球動作で前に進む速度のことを指し、NPB(日本プロ野球)の平均値は約3.0キロであるのに対し、上原は約2.5キロだった

この速度は、一般的に球速にも影響を与えると言われている

彼は、自身の歩幅が5歩半と狭かったため、この新フォームによって自然に歩幅が半歩広がったことで、捕手へ向かう速度が高まったことを実感している

148センチの身長を持つ上原にとって、歩幅の違いは投手と打者の距離にも影響を及ぼし、試合の流れを変える可能性を秘めている

「たかが半歩、されど半歩」と強い意志を燃やす上原は、開幕ローテーションの座を再び奪い取るため、全力を尽くす覚悟を持っている

上原健太投手の新しい試みに注目が集まる。歩幅の変更が彼の投球に与える影響は大きく、特に昨シーズンの悔しさをバネにする姿勢が感じられた。再起への意気込みを持って挑む彼の姿勢は、ファンに勇気を与えることだろう。
ネットの反応

日本ハムの上原選手に関するコメントは、期待と懸念が入り交じる内容が多く見受けられました

一部のファンは上原選手に対して「今年こそは良い成績を残してほしい」と願う気持ちを表明していますが、同時に「何年も同じような結果が続いているため、もう期待はしていない」といった厳しい声も多くあります

特に、上原選手のプレーに対する期待が高まる一方で、その期待が裏切られてきた歴史がファンの不安を招いているようです

ネットコメントを一部抜粋

  • 期待の裏返しが裏切り、ずっと今年こそと期待していてもう何年も裏切られ続けたので申し訳ないけど個人的にはもう期待はしていない。
  • 今年は活躍して欲しいですね。
  • 率直に言って、負けている試合の中継ぎからスタートしてほしい。
  • 上原の場合問題は、球速ではなく甘いストライクか完全なボール球か、ピンチになるほどハッキリしちゃうメンタルの問題だと思うんだよなぁ。
  • 波に乗り損ねたここ数年たが、2025年か最後のチャンスだろう。
キーワード解説

  • 再起とは?再起とは、失敗や挫折を乗り越えて、再び成功を目指すことを意味します。
  • フォームとは?フォームとは、選手が投球や打撃を行うときの体の構えや動きのことを指します。
  • 並進速度とは?並進速度とは、投球動作の中で体が前に進む速さのことを言います。この速さは、投球の質に大きな影響を与えます。
  • ローテーションとは?ローテーションとは、投手が試合で投げる順番を指し、チームの戦略や選手の調子によって変わることがあります。

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