巨人・荒巻悠、ウインターリーグでの活躍が注目される

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打率.226の内野手、荒巻悠がウインターリーグで躍動

 オーストラリアのウインターリーグに派遣されている巨人・荒巻悠内野手が、12月12日に行われたブリスベン・バンディッツとの試合で印象的な活躍を見せた

荒巻は3打数1安打3打点を記録し、自らのプレーでチームの勝利に大きく貢献した

この日の試合での打撃は、フェンス直撃の二塁打を含む激しい内容で、ファンからは「化け物」と称賛されるほどの迫力を見せた

 試合は2-4で迎えた5回無死満塁の場面、荒巻はカウント2-2から相手の左腕が投げた外角球に、少し体勢を崩しながらも力強いスイングを展開

打球は思った以上に伸び、フェンスに直撃する二塁打となり、これにより2点をもたらし試合を振り出しに戻した

その後、9回には内野ゴロの間にさらに1点を追加し、最終的に3打点を記録した

 荒巻は今季のウインターリーグでの成績は15試合で打率.226、2本塁打、9打点、出塁率.369、OPS(出塁率と長打率を足した指標)746となっている

特筆すべきは12四球を選び、これはリーグ最多タイとなっている

荒巻は不振期を経て素晴らしい打撃を見せ、ファンからは「イ・スンヨプ感」が漂うとの声も上がっている

 また、彼は昨年のドラフトで巨人から3位指名で上武大から入団を果たし、1年目には31試合に出場

打率.296、OPS.747と成績を残しており、今オフには主砲の岡本和真選手がメジャー移籍を目指している中で、次代の大砲として期待が高まっている

荒巻悠選手のウインターリーグでのパフォーマンスは、彼の成長を示す重要な瞬間だといえる。ファンからの注目が高まる中、彼が次代の巨人の大砲としてどれほど成長できるかが楽しみだ。特に、打率の低迷を乗り越えたことは今後の有望なシーズンへの期待を高める要因でもある。
キーワード解説

  • 荒巻悠とは?:巨人に所属する若手内野手で、昨年のドラフトで指名された選手。ウインターリーグでの活躍に期待が寄せられている。
  • OPSとは?:出塁率と長打率を足した数値で、選手の攻撃力を示す指標。高いほど優れた打撃力を示す。
  • 出塁率とは?:打者がどれだけ出塁(出てくる)できたかを示す指標。ヒットや四球などが含まれ、打者の実力を測る要素の一つ。

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