横山は昨季、3試合に登板し、3勝1敗、18ホールド、3セーブ、防御率1.71をマークし、その安定感で「WBSCプレミア12」の日本代表に選出された
「50試合に投げることができたのは、監督やコーチにお願いして実現した」と語る横山
今季に向けては、チームや自身のパフォーマンス向上を目指して調整を行っている
「しっかり休めるところは休みましたし、例年よりも2月の段階で出力が低かったが、徐々に上げていく感覚を待っています」と振り返った
オープン戦で見せた改善
オープン戦では、投球の出力も改善し、特に3月9日のソフトバンク戦では141キロのフォークを駆使して三振を奪った横山はフォークについて「しっかり投げられている」と自信を見せ、試合中の状況に応じた投球ができていることを強調した
ストレートとスライダーの安定
シーズン初登板となった3月29日のソフトバンク戦でのピッチングでも、縦に落ちるスライダーを駆使し、さまざまな場面での投球に挑戦しているストレートに関しては自己流の投球を意識しつつも、コントロールの面での課題を認識している
シーズン中の成長と意識の変化
横山は、シーズンを通じてリリーフとしての役割を果たしつつ、ホールド数やセーブ数を重ねた特に8月27日のオリックス戦では、自己最多となる19個のホールドを記録し、さらに開幕当初から様々な局面で投球しながら成績を残していった
今後の目標とチームへの貢献
「セーブ王を狙いたい」と宣言し、来シーズンに向けた意気込みを見せた横山は、チーム内でのリーダーシップも意識している「自分が引っ張ろうと思う一方、先輩たちに迷惑をかけないように、教えられる範囲で行動する」と力強い言葉で決意を語った
横山の活躍は、次世代の選手たちにも大きな影響を与えることが期待されている
来シーズンも引き続き、一軍での投球を続け、ファンやチームに貢献できる選手としての成長が求められる
横山陸人投手は、プロ6年目にして目標であった50試合登板を達成し、成績もキャリアハイを記録しました。シーズンの中で安定した投球を見せたことは、チームにとって大きな力となります。来シーズンに向けての意気込みも感じられ、特にセーブ王を狙う姿勢に注目です。
キーワード解説
- 50試合登板とは?シーズン中に投手が登板する試合数のことで、多くの投手がシーズンの目標にしています。
- ホールドとは?試合を有利に進めた状態で登板し、失点しないまま投げることを指される成績の一つです。
- セーブとは?リリーフ投手が試合終了時に勝利を確定させるために登板し、相手に逆転されないことを示す記録です。
- シンカーとは?ピッチャーが投げる球種の一つで、通常のストレートよりも下に曲がる特性がある球です。

