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小笠原慎之介、ナショナルズと2年契約を締結―新たなメジャー挑戦の幕開け

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日本時間の1月25日、日本プロ野球の中日ドラゴンズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指していた投手、小笠原慎之介選手が、メジャーリーグのワシントン・ナショナルズと2年契約を結んだことが発表された

小笠原選手は日本から直接ナショナルズに入団した初の選手となり、ナショナルズには歴代4人目の日本人選手として名を刻む

契約内容と背景

小笠原選手の契約条件は、2年間で総額350万ドル(約4億8000万円)とのことだ

また、中日ドラゴンズには70万ドルの譲渡金が支払われる

この契約が生まれた背景には、ナショナルズの先発投手陣が怪我や不調に悩まされていることがある

エース格のジョザイア・グレイがトミー・ジョン手術を受けているため、チームは新たな左腕投手を切実に求めていた

小笠原選手のキャリア

27歳の小笠原選手は、2015年のドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した

高卒ルーキーとして1年目から一軍のマウンドに立ち、2021年には自己最高の成績を残した

2022年には2ケタ勝利を記録し、防御率2.76をマーク、昨季も規定投球回には到達している

プロ9年間で通算46勝65敗、防御率3.62という成績を収めている

ナショナルズの先発候補

ナショナルズの先発投手陣には、マッケンジー・ゴアやジェイク・アービン、トレバー・ウィリアムスが名を連ねている

小笠原選手は、パーカーやソロカ、ハーズ、カバリといった若手選手と先発投手枠を争うことになるだろう

特に、過去の実績からも期待されている選手たちとの競争が待っている

ロースターの調整
ナショナルズは小笠原選手の獲得に伴い、ロースターの枠を空けるために左腕のジョー・ラソーサをDFA(Designated for Assignment)にした

ラソーサ選手は2023年にメジャーデビューを果たし、昨季はナショナルズで16試合に登板

防御率4.58を記録していた

小笠原選手の移籍は、メジャーリーグでの新たな挑戦の幕開けを意味します。若手選手との競争が待ち受ける中、果たしてどのような成績を残すのか注目されます。この機会を生かして活躍してほしいと思います。
キーワード解説

  • ポスティング制度とは?
  • トミー・ジョン手術とは?
  • DFA(Designated for Assignment)とは?

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