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広島商業、3年ぶり23度目の選抜出場を決定

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第97回選抜高校野球大会の出場校が発表された

広島商業高校(広島商)は、3年ぶりに出場権を獲得し、これが23度目の選出となる

大会は3月18日から13日間にわたり、甲子園で開催される

選考委員会は24日に大阪市で行われ、広商の出場は決まった

特に注目されるのは、彼らの伝統的な「機動力野球」で、昨年の中国大会での優勝と明治神宮大会での準優勝がその背景にある

西村銀士主将(2年)は記者会見で「全国制覇を目指して帰ってくる」と意気込みを表明した

彼は春の選抜で94年ぶりとなる日本一を目指し、仲間たちと練習を重ねてきた

組み合わせ抽選会は3月7日に予定されている

機動力を重視した戦略

広商は昨秋の中国大会で7試合中に9盗塁、15犠打を記録するなど、攻撃のスタイルとして足と小技を駆使し、しぶとく点を取ることを重視してきた

このスタイルを選抜でも続けたいと話すのは、8年目を迎えた荒谷忠勝監督だ

監督は「試合展開に応じて、柔軟な攻撃方法を増やしていく必要がある」と強調している

走塁技術の向上

西村主将は「次の塁を狙う姿勢で走塁を遂行する」と述べ、チーム全体で課題として走塁技術の向上に取り組んでいることを明かした

これにより、選手の主体性を高める狙いもある

結束力の向上

昨秋の明治神宮大会後には、主将が全体ミーティングを実施し、選手同士の意見交換を通じて結束力を強化した

これにより、自己主導で練習に取り組む姿勢が生まれた

再挑戦の意気込み
前回出場となった22年の大会では、不戦敗となり悔しい思いをした広商だ

西村主将は「コロナで出られなかった先輩たちのためにも、全力で戦う」と強い決意を述べ、創部126年の歴史を背負って94年ぶりの春の日本一を目指すと語った

選手名 役割 意気込み
西村銀士 主将 全国制覇に意気込み
大宗和響 投手(背番号1) 攻撃の流れをつなぐ投球を目指す
徳永啓人 投手 カーブに磨きをかけ、選抜で抑える
広島商業高校の選抜出場は、彼らが持つ伝統的な「機動力野球」に基づく結果です。昨年の成果を活かし、全選手が一丸となって全国制覇を目指す姿勢には大きな期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 選抜高校野球とは? - 全国の高校から選ばれた野球チームが甲子園で戦う大会です。
  • 機動力野球とは? - 高速の走塁や小技を重視したプレースタイルのことです。
  • 全国制覇とは? - 日本一のチームになることを指します。

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