62人の支配下選手に育成選手が挑む過酷な環境
2025年2月1日、NPB(日本プロ野球)12球団がキャンプインを迎えるこのオフシーズン、読売ジャイアンツ(巨人)は2年連続リーグ優勝を目指し、大規模な補強を行った
一方で、支配下登録選手は現時点で62人に留まっており、最大70人まで登録可能なため、残りの8枠が気になるところだ
昨シーズン中には育成選手から5人が支配下に昇格しており、選手たちにとっては厳しいサバイバルの始まりである
今オフ、巨人の戦力強化に注目
巨人は田中将大投手、ライデル・マルティネス投手、甲斐拓也捕手といった実力派選手を新たにチームに迎えたさらに、新助っ人としてトレイ・キャベッジ外野手を獲得し、現役ドラフトでは日本ハムから田中瑛斗投手を取得した
しかし、チームのエースである菅野智之投手が海外移籍を果たし、梶谷隆幸氏や立岡宗一郎氏らが引退、更には2018年のドラフト1位であった高橋優貴投手が戦力外となるなど、戦力の見直しも行われた
育成選手たちの戦い
現在、育成選手は42名おり、その中から支配下登録を目指して争う有望株としては、山田龍聖、松井颯、田村朋輝の投手3人、そして笹原操希、フリアン・ティマ、マレク・フルプの野手3人が2軍キャンプに選ばれている
特にティマ選手は昨年2軍でリーグ2位の15本塁打を記録した若手選手であり、フルプ選手も侍ジャパンとの試合で好評価を得ている
昨年の実績と今年の展望
昨年、巨人は京本眞投手や伊藤優輔選手など5名が育成から支配下登録に昇格した過去数年を遡ると、2023年には10名、2022年は8名と、毎年一定数の育成選手が支配下の座を手にしている
2025年もこの競争が白熱することが期待され、ファンの注目が集まる
巨人の新シーズンに向けた育成選手との競争は、選手たちに重要な試練となる。支配下登録を掴むためには、技術だけでなく、精神力や適応力も必要であり、この争いがどのように展開されるのか注目される。
ネットの反応
巨人の支配下選手の枠がスカスカであり、育成選手たちの昇格が期待されています
大勢の育成選手を抱えていることから、これまでも多くの選手が昇格する可能性があると考えられています
「メジャーで行き先の決まっていないアロンソの獲得も視野に入れるべきだ」という指摘や、育成選手から8人が支配下に上がることは考えにくいとの意見がありました
また、育成登録されている選手たちからは「支配下への昇格がモチベーションとなっている」ともコメントされています
特に、捕手以外のポジションでの選手層が薄い状況が指摘されており、外国人選手の獲得が後に響く可能性もあるとの見解が多く見受けられます
ネットコメントを一部抜粋
メジャーで行き先決まってないアロンソとか取った方が良いのでは。
枠があるからと言って上から8人上がるわけではないからね。
これだけ支配下選手スカスカにするのは人的補償の抜け道と考えても良いかと。
今の時期にこれぐらいの支配下はちょうどいいんじゃないか?
これぞ育成の巨人復活だな。
キーワード解説
- 支配下選手とは?
- 育成選手とは?
- キャンプインとは?
- トレードとは?

