今年、昨年43セーブを挙げ、リーグ最多セーブに輝いた守護神ライデル・マルティネスが巨人へ移籍したため、クローザー候補の争いが激化することとなった
クローザー候補の有力選手
中日のクローザー候補として、清水 達也（花咲徳栄出身）と松山 晋也（八戸学院野辺地西出身）の2人が挙げられている清水 達也
清水は2022年から勝ちパターンに入り、昨年は60試合に登板し、3勝1敗、36ホールド、防御率1.40という優れた成績を収めた彼の武器は、150キロを超えるストレートとフォークボール
奪三振率は8.07であり、安定した三振奪取能力を持つ
松山 晋也
一方、松山はプロ2年目で59試合に登板し、2勝3敗、41ホールド、防御率1.33という驚異的な数字を記録した清水のスピードを上回る奪三振率9.44を誇り、特に注目すべきは、プロ入りからの2年間で本塁打を打たれていない点である
これにより、彼は現段階で清水をしのぐ存在となりつつある
ダークホースとしての根尾 昂
さらに、二軍キャンプからスタートする根尾 昂（大阪桐蔭出身）も注目される選手の一人だ昨年は先発投手としての挑戦を経て、一軍登板がわずか3試合にとどまった
先発転向により球速が落ちたものの、リリーフ時代の2022年には最速154キロを記録していた
変化球にもスライダーやフォークなど多彩な選択肢があるため、中継ぎに戻ればその力を発揮できるかもしれない
他の候補たち
また、3年連続で50試合登板を果たしている藤嶋 健人（東邦出身）や、齋藤 綱記（北照出身）もクローザー候補に名を連ねており、今後の競争がどのように展開されるか注目されるまとめ
マルティネスの移籍によって、新たなクローザー候補たちがチャンスを手にする夏が近づいているこれまでの実績をもとに、清水や松山の成長が期待され、また根尾が意外な活躍を見せる可能性も秘めている
熾烈な競争が繰り広げられることで、次なる守護神が誕生するのか、ファンの期待は高まるばかりだ
中日ドラゴンズにとって、ライデル・マルティネスの移籍は新たな挑戦の始まりを意味します。清水と松山、そして根尾の成長がチームの成績にどう影響するのか、ファンの目が離せません。特に若手選手たちの奮闘が期待される中、クローザー争いは昨年以上の熱を帯びることでしょう。
ネットの反応
中日の守護神争いが注目を集める中、根尾選手の名前が挙がったことで様々な意見が寄せられました
中には「今年も成績はパッとしなくても話題作りだけ紙面に取り上げられそう」といった、報道側に疑問を持つ声がありました
また、「松山と清水の二人で十分」と考え、根尾選手が無理に争いに加わる必要はないとの意見も多く見られました
根尾選手には守護神タイプではないとの指摘もあり、まずはロングリリーフや敗戦処理での役割を果たすことが重要だという見解がありました
さらに、根尾選手が選手としての実績を積むことが先決であり、周囲から信頼を得るには時間がかかるという意見もありました
根尾選手の将来に期待しつつも、今は実績を重ねる必要があるとのスタンスが共通して見られました
最後に「バッター根尾」を希望する声もあり、野球ファンの間での根尾選手に対する期待と不安が混在していることが浮き彫りになっています
ネットコメントを一部抜粋
相変わらずマスコミは根尾投手を話題に上げますね。
どちらかがケガでもしない限りは清水VS松山の間に割って入らせる必要はないと思う。
頑張ってほしいけど、適当なことは書かない方がいいよ。
守護神候補より、先発・中継ぎで結果残さないと。
球場の雰囲気を変えられるから、もしかしたら将来的に抑えも良いかも。
キーワード解説
- クローザーとは？ クローザーは、試合の最後に登板し、リードを守るために打者と対戦する投手のことです。試合の結果を左右する重要な役割を果たします。
- ホールドとは？ ホールドは、試合のリードを保ったままリリーフ投手が登板した回数を計算する指標で、クローザーの前に登場する投手にとって重要な役割を示します。
- 奪三振率とは？ 奪三振率は、投手がどれだけの割合で三振を取ることができたかを示す指標です。高い奪三振率を持つ投手は、打者に対する支配力が強いとされます。
