25日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場での自主トレを公開し、大瀬良大地投手や森下暢仁投手とともに、開幕投手の座を懸けた三つ巴の争いを繰り広げる意向を示した
自らの成長と新スライダーの習得
床田は昨シーズン、チーム最多の11勝を上げ、先発陣の中で信頼を得ている特に、過去2年間は勝ち頭としての地位を確立しており、年々成長を見せている
今回の自主トレでは新たに習得を目指す「新スライダー」を試投
旧スライダーは125キロ前後の速度で斜めに変化するものだったが、新スライダーは120キロ程度で真横に変わる軌道を描くもので、これにより投球の幅を広げることが期待されている
競争の激化と意気込み
新井監督は、開幕投手がまだ決まっていないことを強調し、「開幕投手にはたくさんの候補がいる」とコメント床田は「特別な場所」として初の開幕投手に挑む決意を語り、「しっかりアピールして、争いに加われるように」と静かに闘志を燃やした
この発言からは、彼が自らの実力に自信をもち、チームの主力としてのプライドを大切にしていることがうかがえる
過去の開幕投手の記録
球団の日本人左腕による開幕投手は1998年の大野豊以来27年ぶり当時の大野は42歳7カ月での開幕投手となり、現在でもNPB史上最年長記録として残っている
この記録に挑戦する床田には、重圧と期待がかかる
今後の展望
開幕戦は2025年3月28日、マツダスタジアムでの阪神戦に決まっており、床田はこの大役の座を勝ち取るため、さらなる練習と努力を重ねていく意向を示している新スライダーの習得に加え、既存の球種も維持し、打者に対して多様な投球を行えるよう、精度を高めていく必要がある
床田は「勝負どころでしっかり勝てるようになりたい」と語り、自らの成長を意識している
新たな取り組みが、彼をより高いレベルへと導くことが期待される
今回の床田選手の挑戦について、彼の成長と新たな取り組みに期待が高まる。特に新スライダーの習得がどのように試合で活かされるのか、多くのファンが注目している。歴史的な記録に挑む姿勢も注目すべきポイントだ。
キーワード解説
- スライダーとは?
- カットボールとは?
- ツーシームとは?