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DeNAと楽天、2025年シーズンに向けての課題と期待

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2025年シーズンを迎えるにあたり、プロ野球チームの横浜DeNAベイスターズと東北楽天ゴールデンイーグルスは、それぞれ異なる視点からチーム強化に取り組んでいます

昨シーズン、DeNAはリーグ戦3位からポストシーズンを勝ち上がり、日本一に輝きましたが、今後のペナントレース制覇には守備力のさらなる強化が課題として浮上しています

DeNAの守備力の強化

DeNAは昨季、チーム防御率がリーグ5位に終わり、守備率は両リーグを通じて最下位となる98.3%という結果でした

このことから、守備力の強化がチームの重要課題であることが明白に

ポストシーズンでは、投手陣の粘りが発揮され、第3戦から4連勝を収めたことが勝利に繋がりました

監督の三浦大輔は「リーグ戦でもその戦い方を」とコメントし、先発陣のさらなる台頭を期待しています

攻撃面での課題

また、昨季は走塁面でも成果が見られ、盗塁数は前年の34から倍増の69に達しました

しかし、総得点は522で前年と同水準に留まり、「得点力に結び付けるには判断力も大事」と監督が述べるように、打線をつなぐ意識をさらに高める必要があります

楽天の再起をかけた挑戦

一方、楽天は3年連続で4位となり、巻き返しを図る構想をしています

5シーズンぶりに1軍の指揮を執る三木肇監督は、「選手のことをより知っているので、その経験を生かせるようにしたい」と意気込みを示しました

内野のポジション争い

内野では激しいポジション争いが見込まれており、ドラフト1位の宗山(明治大学)が村林から遊撃手の座を奪えるか注目です

また、浅村が一塁に転向したことで、三塁のポジションには伊藤選手や鈴木大選手らが候補として名を連ねています

二塁と三塁を守れる黒川選手は、オーストラリアのウインターリーグに参加し経験を積んでいます

投手陣の再構築

昨季、楽天のチーム防御率は全12球団で最下位だったため、投手陣の立て直しが急務です

先発には、共に11勝を挙げた早川と藤井の左腕コンビが軸となります

また、昨季に6勝を挙げた古謝選手の成長も期待されます

手術明けの荘司選手はキャンプは2軍からスタートし、復活を目指してじっくりと調整を行います

DeNAと楽天の両チームはそれぞれの課題を抱えながら、2025年シーズンに向けて取り組んでいます。特に、守備や投手陣の再構築は重要なポイントとなっており、チームの相乗効果でそれを克服できるのか注目されます。
キーワード解説

  • 守備率とは?守備率は、チームが守った回数に対してエラーや失策を除いた成功したプレーの割合を示す指標です。この数値が高いほど守備が堅いことを意味します。
  • ポストシーズンとは?ポストシーズンは、プロ野球の通常シーズン終了後に行われるプレイオフや日本シリーズなどの試合を指し、優勝を争う重要な戦いです。
  • 走塁とは?走塁は、攻撃時にベースを回る選手の走り方を指します。盗塁も走塁の一環であり、相手投手の隙をついて次のベースに進む技術が求められます。

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