今年の大会では特に4名の選手がクローズアップされ、その実力や特徴が注目されている
石垣元気投手(健大高崎)
まずは健大高崎の158キロ右腕、石垣元気投手(2年)である昨夏の甲子園では最速153キロを記録したが、秋の関東大会準々決勝・佐野日大戦では最速158キロを叩き出した
会場の影響もあったのか、本人は「そんなに出ていないです」と軽く受け流した
編集部の計測では最速152キロ、平均で144.21キロを記録しており、そのスピードは群を抜いている
今後、総合力が高まれば、今年のドラフトで1位に指名される可能性も高い
織田翔希投手(横浜)
次に紹介するのは横浜の織田翔希投手185センチ72キロの体格を持つ彼は、右オーバーハンドからの速球が特徴で、常に140キロ中盤を維持している
特に、彼の投球で注目すべきはチェンジアップであるが、これにより多彩な攻撃パターンを持つ
関東大会や神宮大会では全6試合に登板し、39.2回を投げて32奪三振の成績を残しており、防御率も驚異の1.14を記録
26年のドラフト候補にも名を連ねている
阪下漣投手(東洋大姫路)
3人目は阪下漣投手(2年)で、彼の投球術はまさに高校生離れしている速球は140キロ中盤で、カットボールを中心に自在にコースを投げ分けられる技術がある
近畿大会では防御率0.33、神宮大会でも0.95と、いずれも非常に優秀な結果を残している
少ない球数で長いイニングをこなす能力を持ち、特に90球で完封した試合では「マダックス」記録を達成した
阿部葉太外野手(横浜)
最後に紹介するのは横浜の阿部葉太外野手で、彼はアベレージヒッターとしての特性を持つ選手である昨年のセンバツでのバッティングスタイルが注目されており、秋の関東大会では12打数5安打、神宮大会では13打数4安打と好成績を記録した
彼のバットコントロールは優れ、速い球にも冷静に対応できる
また、走塁や守備においても素晴らしいパフォーマンスを見せており、今年の外野手の中では際立った存在となるだろう
今年のセンバツでは、これらの選手たちがどのような活躍を見せるのか、非常に楽しみである
注目選手たちの存在は、今年のセンバツをさらに盛り上げる要素となるでしょう。特に、投手陣の素晴らしい成績や打撃力は、チームの勝利に大きく寄与することが期待されます。これらの若手選手がどのように成長していくのか、非常に楽しみです。
ネットの反応
今回のセンバツに寄せられたコメントからは、多くの野球ファンが注目している選手たちがいることがわかります
158キロを記録する右腕選手や、横浜高校のスーパー1年生、さらには防御率が0点台を維持する実力派選手たちが特に注目されています
コメントの中には、昨年の選抜で本塁打がランニングホームランを含めてわずか3本しかなかったことに触れ、それが今年も続くのではと心配する声もあります
一方で、個々の選手に期待を寄せるコメンターもあり、特に石垣選手については変化球の精度を上げればドラフト1位候補になると評価されています
他にも、阪下投手や横浜の織田投手の実力を高く評価するコメントがあり、特に織田投手については優勝の期待が寄せられています
また、低反発バットの影響でホームランが減少していることに対する意見も多く、スラッガータイプの選手が減っていることに対する寂しさを表明する声もあります
このように、現在の高校野球界では選手の能力や育成に関する議論が多く行われており、ファンの期待が一層高まっていることが伝わってきます
ネットコメントを一部抜粋
昨年の選抜の本塁打はランニングホームランを含め過去最少の3本…
石垣くんは変化球の精度が上がればドラ1も有り得るでしょう。
神宮大会で東洋大姫路と横浜観戦したけど、横浜の織田投手は凄いです。
低反発バットの影響でこれから当分は高卒ドラ1(外れは別)は中々出てこなくなってくでしょうね。
阪下投手はイケメンで、センバツでの活躍次第では人気が出そう。
キーワード解説
- センバツとは?全国高等学校野球選手権大会の選抜大会のことで、毎年春に開催される高等学校野球の大規模なトーナメントです。
- ドラフトとは?プロ野球の球団が新人選手を獲得するために行う選考方法で、毎年10月に行われます。
- 防御率とは?投手の成績を示す指標で、与えた自責点がどれくらいかを投球イニング数で割ったものです。数値が小さいほど良い成績です。
- カットボールとは?回転をかけて球が横に曲がるように投げる球種で、バッターが打ちにくいボールです。

