ソフトバンクの優位性と他球団の低迷
昨季、ソフトバンクは91勝49敗3分けという成績で圧倒的な優勝を果たしました一方で、西武は49勝91敗3分けという歴史的な成績で最下位に沈みました
槙原氏は「ソフトバンクがずーっと走っちゃって、西武とは42ゲーム差
2位の日本ハムとは13.5ゲーム差
これはちょっといかがなものか」と嘆きました
また、昨季までパ・リーグで3連覇を遂げたオリックスも63勝77敗3分けで5位に転落したことに触れ、「オリックスの低迷もソフトバンクを加速させた要因」と述べました
ソフトバンクの選手層の厚さ
ソフトバンクは、主力選手である柳田選手や近藤選手が故障で離脱しても、他の選手たちがその穴を埋めることができたと、槙原氏は評価しています「選手層の厚さが彼らの強さです」と続けました
しかし、バッテリーの面では「甲斐と和田がいなくなった」と指摘し、一部選手がそれほど勝利に貢献していたわけではないとの見解も示しました
FAシステムへの疑問
槙原氏は、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグに移籍した選手について「上沢、有原と同じいい選手でも1回アメリカを通すと、ちゃんといい選手が獲れるという新しい獲得方法は本当に良いのか」と疑問を呈しました
また、新庄監督が「ルールを作ってほしい」と発言したことに共感し、「給料がまた上がっているので、ある程度ルールを設定しないと難しい」と強調しました
槙原氏の意見は、ソフトバンクの現在の力強さとパ・リーグ全体の課題を示唆しています。特に、FAシステムやポスティングシステムについての疑問は、選手獲得の公平性や将来的な競争力に関わる重要なテーマです。新庄監督の発言も含め、今後のルール改正の必要性が浮き彫りになっています。
ネットの反応
最近、槙原寛己氏が新庄監督を援護し、上沢選手と有原選手のソフトバンク入りについて意見を述べています
コメントの中で、日ハムが上沢選手への年俸を低く提示したことについて、「一年ほぼ活躍していないわけだから、当たり前」と評価する声がありました
これは、日ハムが選手に対して夢を叶えてほしい思いからポスティングを行ったことを指摘しています
一方で、ソフトバンクへの批判も多く見られ、選手の移籍に関する内部の事情が選手たちの決断に影響したのではないかとの意見も出ています
このように、球団が選手の気持ちを理解しない姿勢が原因かもしれないという意見もありました
ネットコメントを一部抜粋
佐々木朗希だって取れる訳だしね
せめてハム時代の年俸を提示してたら戻ってたんじゃないの?
ポスティングの話しはNPBで解決する方向で議論していたらいいと思う
でも一度、球団を離れた人間を自分から戻りたいと言うのならいいけど
くだらない。終わってしまった事よりも、今後のためルール作りをしろよ。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?:海外のプロスポーツチームが契約を希望する特定の選手に対して、チームが他のチームに交渉権を与える制度です。これにより選手はメジャーリーグなどへの移籍を果たすことができます。
- FA(フリーエージェント)とは?:契約期間満了後に、選手が他のチームと自由に契約できる権利です。これにより選手は自分の条件に合ったチームを選ぶことができます。
- 選手層の厚さとは?:チーム内に多くの実力者が揃っていることを指します。これがあると、主力選手が怪我や不調に陥った場合でも、他の選手がその役割を担うことができ、チームの競争力を保つことができます。