昨シーズンのパ・リーグ優勝を果たしたチームは、今シーズンも充実した戦力を誇り、選手間の競争が例年以上に激化している
その中で、選手たちは自身のプロ野球人生において勝負の年と位置づけ、このチャンスをつかむために懸命にトレーニングを重ねている
リチャード内野手(25)
リチャード選手は、沖縄出身の先輩・山川選手に師事して自主トレを行っており、今年で7年目を迎える故郷でのトレーニングは例年恒例のイベントであるが、今年は特に体を追い込む内容となった
彼の猛練習の原動力となったのは、一軍で活躍できない悔しさだった
リチャード選手は2018年に長打力が評価され、育成選手として沖縄尚学高から入団
2020年には支配下登録を勝ち取ったものの、一軍での成績は2021年の7本塁打を最高に、出場機会は年々減少している
昨季は、山川選手の加入に伴い、出場機会がさらに厳しくなった
しかし、彼は二軍で5年連続本塁打王に輝くなど、その力を証明している
「絶対に変わりたいです」
リチャード選手は鬼気迫る様子で決意を口にし、山川選手から「最強になろう
何も考えなくても、来た球にポンって当てればホームランになるような体を作ろう」と指導を受けている
今年は「質より量」を掲げ、早朝から体力や筋力の強化に専念し、ひたすらバットを振るトレーニングを行っている
リチャード選手の取り組みに対して、山川選手は「サボって、あの体にはならない」と評価しており、リチャード選手も「これだけやったから打てるでしょって感じ」と手応えを感じている
未完の大砲として、新たな挑戦を誓う彼は、キャンプインを待ち望んでいる
今回の記事では、ソフトバンクの選手たちが春季キャンプに向けて自主トレーニングに取り組む様子が描かれています。リチャード選手の成長や努力が強調されており、彼に師事する山川選手の影響力も伺えます。昨シーズンの成果を受けて、彼らがさらに挑戦する姿勢が印象的です。
ネットの反応
リチャード選手に寄せられたコメントは、彼の今季に向けた期待と不安が入り混じっています
一部のファンは彼の体つきや自主練習の成果を認め、成長を評価する一方で、実際の試合でのパフォーマンスが伴っていないことを懸念しています
特に、昨シーズンの出場機会が少なかった理由について、リチャード選手自身が「これだけやったから打てるでしょ」と発言したことに対して、批判的な意見も多く見受けられます
練習の重要性を理解していると同時に、プロ野球での結果が求められる厳しさが指摘されています
さらに、首脳陣やファンからの期待に応えるためには、ただ練習するだけではなく、練習を実戦に結びつける必要があるという意見もあります
選手自身の努力が今後の結果にどれほど影響を与えるかが注目されています
そうした中で、「リチャードが来年こそレギュラーになってほしい」との応援の声も見られるなど、期待を持ちながら見守るファンの気持ちが伝わってきました
ネットコメントを一部抜粋
批判的なコメントが多いけど、実際に今年のリチャードは体つきが今までと全く違う。
練習すれば打てる、訳ではないのがプロ野球の辛いところ。
何か毎年同じ事言って同じ練習してるな。
リチャード選手も「これだけやったから打てるでしょって感じ」と手応えを語る。
是非使ってあげて欲しい。頑張れリチャード、ずっと気にして応援続けています。
キーワード解説
- 自主トレーニングとは?自主トレーニングは、選手がチームのトレーニングキャンプやシーズンオフの期間に自分のペースで行うトレーニングのことを指します。主に体力向上や技術向上を目的としています。
- 支配下登録とは?支配下登録は、プロ野球チームが選手を育成選手やドラフトで獲得した選手を一軍の選手として登録することを言います。これにより、選手は一軍でプレーする資格を得ます。
- 本塁打王とは?本塁打王は、特定のシーズンに最も多くホームランを打った選手に与えられる栄誉です。プロ野球ではホームランの数が選手の総合力を示す指標の一つとされます。