阪神タイガースの関連記事

阪神・藤川監督、育成選手への期待感を表明 – 春季キャンプに向けた競争が始まる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースの藤川球児監督(44)は、25日に行われた記者会見で一芸に秀でた育成選手たちに対する期待を示した

米大リーグのフィリーズとマイナー契約を結んだ青柳晃洋投手(31)の移籍により、阪神の支配下登録可能な枠は今季から4つに増加

これに伴い、育成選手の昇格チャンスが広がった

藤川監督は、2月1日からスタートする沖縄での春季キャンプにおいて、育成選手たちが切磋琢磨し、自らのアピールを行う重要性を強調した

「青柳選手の移籍で得た支配下登録枠は非常にありがたい

育成選手たちは必死にコーチたちにアピールするべきだ

そこにチャンスがある」と監督は語った

青柳選手の移籍後、阪神の支配下選手数は66人に

この状況を受け、藤川監督は「4つの枠があるので、若手選手には競争の場が用意されている

これまでのリスク管理を無視せず、選手を上げるつもりだ」と強調し、育成選手への期待感を表明した

昨シーズン、高橋選手ら3人が育成から支配下選手に昇格したのは7月31日

だが今年は開幕前から真剣に見極めて活用していく考えを示した

育成契約選手は現在14人おり、その中でも特に注目すべき選手はいくつかいる

来日2年目の右腕ベタンセス選手は、昨秋キャンプで161キロの最速を記録し、着実な成長を遂げている

また、育成ドラフト1位の工藤選手(四国IL徳島)は159キロの剛腕で、独立リーグ出身の背景を生かしたハングリー精神が注目されている

野手部門では、外野手福島選手が50メートル5秒8の俊足を武器に2年目の飛躍に燃えている

監督は、選手たちにはキラリと光る個性や特技を求めている

「バックアップを担えるか、スペシャリストとして役立てるか、困ったときにワンポイントとして起用できるか」と、評価基準も挙げた

監督は「結果だけでなく、ウオーミングアップ時の動きやチームの雰囲気を変えるための活力にも注目している」と述べ、選手たちへの期待を明らかにした

藤川監督が育成選手たちに強い期待感を示し、春季キャンプに向けた競争が始まることが明らかになりました。特に青柳選手のマイナー契約によって生まれた支配下登録の枠を利用して、若手選手の台頭が期待されています。
キーワード解説

  • 育成選手とは?育成選手は、プロ野球チームに所属しながら一軍に昇格するために育成される若手選手のことです。通常は支配下登録されていない選手たちです。
  • 支配下登録とは?支配下登録とは、プロ野球チームが選手を正式に契約することを指します。支配下選手として登録された場合、その選手は試合に出場することができます。
  • ポスティングシステムとは?ポスティングシステムは、メジャーリーグで所属選手が他チームに移籍するための仕組みのことです。選手は、一定の条件を満たすことで他チームと交渉が可能になります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。