阪神ドラフト1位・伊原陵人投手、初ブルペン投球で制球力をアピール

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阪神タイガースのドラフト1位選手である伊原陵人投手(24)は、2025年1月25日に鳴尾浜球場で行われた新人合同自主トレーニングにおいて、プロ入り後初めて捕手を座らせてブルペン投球を行いました

伊原投手は、調整段階にあり、「5から6割」の力感で投球を行ったものの、首脳陣からはその制球力の高さを高く評価されました

午前11時頃、華やかな緑色のグラブを右手にはめた伊原投手は、同期の町田選手(BC埼玉)を捕手として迎え、ミットを目がけて白球を投げ込みました

「今の段階ではいいボールも何球か出ている」と語った伊原選手は、満足とはいえないものの、現時点での仕上がりに自信を持っていることを明かしました

また、彼が選んだ緑色のグラブには特別な意味があり、「好きな色だからモチベーションにつながる」とのこと

社会人時代に使用した同色のグラブをブルペンに持ち込み、試合用のグラブはキャンプ地に送ったと述べています

ブルペン見守る首脳陣は、その投球を絶賛しました

平田2軍監督は「コントロールがまず安定している」と評価し、久保田2軍投手チーフコーチも「制球は良さそうな感じに見えました」と伊原投手の140キロを超える直球の制球力を称賛しました

伊原選手は、「無駄な出塁は避けたい」と語り、試合中に意味のある四球も存在するが、多く出すことは避け、自身でピンチを作る場面を減らしたいと考えています

緑のグラブは、阪神の聖地である甲子園にも映えるはずです

野球道具のカラーは、関心を集める要素でもあります

歴史的にも、川上哲治選手の赤バットや大下弘選手の青バットが有名です

また、巨人の柴田勲選手の赤い手袋や、井川慶選手の青いグラブも多くのファンに知られています

伊原投手の初めてのブルペン投球は、今後の阪神タイガースへの期待感を一層高める結果となった。彼の持つ緑のグラブや強い制球力が、今後のシーズンでどのように発揮されるのか、ファンからも注目されている。
キーワード解説

  • ドラフト1位とは?ドラフト1位は、プロ野球選手が大学や社会人からチームに選ばれる際に、最初に選ばれる選手を指します。
  • ブルペン投球とは?ブルペン投球は、試合以外の場面で投手が投球練習を行う場所で行われる投球練習のことを指します。
  • 制球力とは?制球力は、投手が球を投げた際に、意図した場所に球を投げられる能力のことを指します。

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