阪神ドラフト1位・伊原がブルペン投球デビュー、制球力をアピール

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阪神タイガースのドラフト1位選手、伊原(NTT西日本)が新人合同自主トレーニングにおいて、初めて捕手を座らせた状態でブルペン投球を行った

このセッションでは、同じくドラフト4位の町田選手(BC・埼玉)を相手に、5〜6割の力で約30球を投げ、特にその制球力が注目を集めた

伊原は「今は球のラインや、指先のかかり具合を意識している

コースや打者を意識せず、ボールがどういう状態かを見ている

いいボールも何球か出ている」と語り、一球一球丁寧に打者のミットを響かせる投球を見せた

投球を見守っていた平田2軍監督も「いいボールを投げるし、コントロールも安定している

全然暴れたりしていない

力もある」と絶賛した

その伊原の手元には、特徴的な緑色のグラブが輝いていた

この色には「(緑が)好きだから

モチベーションにもつながると思うので、そこは大事にしたい

目立つし、すぐ見て(伊原と)わかるので、それもいいかなと思う」との思いが込められている

実はNTT西日本に在籍していた昨年からこの色を使い始め、これがプロ入りの運命を引き寄せる要因の一つとなったという

こうした伊原の姿は、甲子園を連想させる

外野の芝生やバックスクリーン、そしてマウンドでは彼がグリーンのグラブを手に投げ込む様子を想像し、「そうなれば一番いい」と白い歯を見せた

伊原選手がブルペンでの投球を通じて発揮した制球力は、今後のシーズンにおける彼の活躍を期待させるものでした。監督やコーチ陣からの高評価は、彼の成長にとって大きな自信につながるでしょう。特にグリーンのグラブに込められた思いは、彼のプレーにも影響を与えると考えられます。
キーワード解説

  • ブルペン投球とは?:投手が試合で投球する前に行う練習で、特に制球力や球速を確認するために使われる。
  • 制球力とは?:ピッチャーが投げるボールの位置を正確にコントロールする能力。制球力が高いと、ボールを狙ったところに投げることができる。
  • モチベーションとは?:自分の目標や欲求を実現するために人が感じる心理的な刺激や動機。物事をやる気にさせる要因を指す。

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