背番号116を背負う右腕は昨シーズン中、先発からリリーフへの転向を果たし、それに伴って球速が向上したといいます
ロペス選手は今春、1軍南郷キャンプへの抜擢が決定し、その期待の高さが伺えます
昨オフには、ドミニカ共和国代表としてプレミア12に出場し、日本戦では日本ハムの清宮選手を抑える好投を披露
また、母国のウインター・リーグでも登板を重ね、高いレベルでの体験を積んでいます
西武は今オフに、ラミレス選手とウィンゲンター選手の2人のリリーフ右腕を補強しましたが、まだ伸び盛りのロペス選手の1軍キャンプ抜擢は、彼への期待の表れとも言えるでしょう
ロペス選手自身、「1軍キャンプは素直にうれしい気持ちです
チャンスをつかんで支配下になれたら、チームの勝ちに貢献できるような投手になりたいです」とコメントしました
193センチの長身から放たれる直球は、最速で97マイル(約156キロ)を記録するなど、ストレートにおいても優れた能力を持つ投手です
オーバースロー気味の投球フォームが特徴のロペス選手は、今後の成長に注目が集まっています
ロペス選手の成長は、今シーズンの西武ライオンズにとって大きなアクセントとなる可能性があります。特にリリーフへの転向が功を奏し、球速が上がるとともに、実力が証明されていることが注目されます。将来的には、チームの勝利に貢献する存在として期待されるでしょう。
キーワード解説
- 育成契約とは?:プロ野球において、育成契約は選手が支配下選手ではなく、育成枠で登録される契約形式です。これにより若手選手にチャンスが与えられます。
- リリーフとは?:リリーフは試合中に先発投手の後を投げる投手の役割のこと。先発投手が途中で降板した場合や、試合の終盤に登板し、ゲームの流れを変える役割を果たします。
- ウインター・リーグとは?:ウインター・リーグは、主に南米などで行われる冬季の野球リーグです。選手がオフシーズンに実戦経験を積む場として非常に重要です。