ジョーンズ氏は、オリオールズのゼネラルマネージャーであるマイク・エリアス氏を補佐し、スプリングトレーニングではゲストコーチとして若手選手への指導にあたるほか、地域貢献活動にも参加する予定です
この役職に就任したことに対して、ジョーンズ氏は次のような声明を発表しました
「引退後にオリオールズとこのようなエキサイティングな関係を築くことができて感謝しています
最高のゼネラルマネージャーから運営面を学びながら、大好きな野球に携わる機会を得ることができて本当に光栄です
オリオールズに一員になれることを嬉しく思いますし、過去の経験から学んだ全てのことをチームの成功のために提供していきます」と述べています
ジョーンズ氏は2006年にシアトル・マリナーズでメジャーリーグベースボール(MLB)デビューを飾り、2008年からオリオールズに加入しました
在籍期間中、正中堅手として活躍し、通算1613試合に出場
オールスターゲームには4度、ゴールドグラブ賞には3度、シルバースラッガー賞には1度選出されています
特に2012年には全162試合に出場し、打率.287、32本塁打、88打点、16盗塁、OPS.839という記録を残し、球団の15年ぶりのポストシーズン出場に貢献しました
この年、アメリカン・リーグMVP投票では6位にランクインしました
2018年にはオリオールズを退団し、その後ダイヤモンドバックスを経て2020年からはオリックスに2年間所属
2023年9月にはオリオールズと1日契約を結び、現役を引退しました
MLB通算では1823試合に出場し、打率.277、1939安打、282本塁打、945打点、OPS.771という成績を記録
さらに、2013年と2017年にはアメリカ代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場しています
アダム・ジョーンズ氏がオリオールズでの新しい役職に就くことになり、ファンやチーム関係者からの期待が高まっています。選手時代の貢献に加え、今後は地域社会への貢献も果たすことが期待されており、彼の経験と知識がどのようにチームに生かされるのか注目です。
キーワード解説
- 球団OBとは? 球団に所属していた選手や関係者が、その後もその球団に関わりを持つこと。
- 特別アドバイザーとは? 特定の分野において専門的なアドバイスを行う役職で、今回の場合は選手育成や運営面での助言が期待される。
- コミュニティ・アンバサダーとは? 地域との関係を深めるための役割で、一般市民との交流促進や社会貢献活動を行う人を指します。
- ゴールドグラブ賞とは? メジャーリーグベースボール(MLB)で、守備が優れた選手に贈られる賞です。
- シルバースラッガー賞とは? MLBで特に打撃成績が優れた選手に贈られる賞で、打撃部門に特化しています。

