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巨人・岸田捕手と井上投手が語る阿部監督の人柄とエピソード

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2025年1月27日、巨人の岸田行倫捕手と井上温大投手がフジテレビの「ジャンクSPORTS プロ野球スター大集結SP」に出演し、阿部慎之助監督にまつわる興味深いエピソードを披露した

監督としての初年度にチームをリーグ優勝に導いた阿部監督について、岸田選手は「すごい人格者」と称賛し、そのエピソードを語った

阿部監督のグラウンドでの行動

岸田選手は、阿部監督がバッティング練習中にケージの裏で選手を見守るのではなく、外野でボールを拾ってくれる姿を紹介

「バッティング練習を終えると、裏方の人たちに『ありがとう!』と大きな声で感謝の意を示している」と明かした

このような姿勢は、選手たちからの信頼を深める要因となっている

井上選手の経験

井上投手も阿部監督に関するエピソードを語った

連敗中に阿部監督がグループLINEで選手たちに前向きなメッセージを送ってくれることを明かしたが、佐久間アナの質問に対して「怒られたこともあります」と告白した

試合中、彼がボール球を少し軽く投げた際、阿部監督から「10年早い」と厳しい言葉を受けたという

このエピソードにはスタジオも驚きの声を上げ、井上選手は「今も見るとちょっと緊張します」と苦笑いした

実際のエピソードの背景

この「10年早い」という発言は、昨年7月27日に行われた横浜スタジアムでのDeNA戦に起因している

試合の三回、2死一・三塁の場面で、井上は初球に外角に大きく外れたボール球を投げ、これを見た阿部監督が杉内投手チーフコーチにマウンドに行くよう指示した

この出来事を通じて、井上選手は「気持ちの変化はあった」と、試合の後半で見事な投球を見せたことを振り返った

このエピソードは阿部監督の人柄と指導力を再確認させるものだ。選手を見守ると同時に、厳しさも持ち合わせる姿勢が若手選手に与える影響は計り知れない。井上選手が言う通り、監督の言葉には重みがあり、選手たちはそれを真摯に受け止め、成長の糧にしていることがよくわかる。
キーワード解説

  • 阿部慎之助とは?元プロ野球選手で、現在は東京読売ジャイアンツの監督を務めている。選手時代は捕手として活躍し、数々の名成績を残した。
  • グラウンドとは?野球やサッカーなどのスポーツが行われる場所のことを指す。野球の場合、外野、内野、マウンド、ベースなどが含まれる。
  • ボール球とは?捕手から投手の配球サインで、打者が打ったらいけないとされる外れた球のこと。打者が手を出さないように投げる。

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