読売新聞とDAZN、巨人との提携を10年延長し新たな配信内容を発表

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東京・大手町の読売新聞本社で28日、プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)と読売新聞、スポーツ動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」との包括提携が10年間延長されることが発表されました

双方は2019年に初めて提携を結び、今回の更新により、更なる発展が期待されます

新たな配信内容の詳細

今回の提携延長に伴い、DAZN Japanの最高経営責任者である笹本裕氏が発表した内容によれば、これまでの1軍戦の配信に加え、巨人のイースタン・リーグ公式戦の主催試合や春季キャンプの配信が新たにスタートします

イースタン・リーグとは、プロ野球の2軍チームが競い合うリーグで、若手選手の成長や戦力の調整を目的としています

新球場の役割

また、3月に稲城市に完成する巨人のファーム新球場「ジャイアンツタウンスタジアム」は、2軍戦などを行う場として重要な役割を果たします

これにより、球場の映像を広く配信することでファンの増加を図る狙いがあります

山口寿一オーナーは「ファンが実際に球場に行ってみたいと思えるような映像を発信したい」との意向を示しました

台湾との関係強化

1軍戦の配信が始まる台湾では、昨年行われた親善試合や台湾出身の有望左腕の獲得を通じて、野球界の横の繋がりが深まっています

阿部慎之助監督は「台湾のファンの熱気を実感した

競技の広がりとファン層の拡大を目指したい」と語り、新たな試みに対する期待を表明しました

スポンサー契約の継続
DAZNによる巨人のオフィシャルプレミアムスポンサー契約も継続され、今後の展開に注目が集まります

今回の提携延長と新たな配信内容は、球団とファンの距離を縮める大きな一歩となるでしょう。特に台湾での配信は、国際的なファン層の拡大を狙う上でも重要です。今後、巨人がどのように新しいファンを獲得していくのか注目です。
キーワード解説

  • 包括提携とは?: 異なる組織や企業が特定の目的のために連携し、資源や情報を共有する契約のことです。
  • イースタン・リーグとは?: 日本のプロ野球における2軍のリーグで、選手育成や戦力調整の場として機能します。
  • ファーム新球場とは?: プロ野球チームの2軍の試合を行う専用の球場を指し、選手育成において重要な役割を担います。

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