彼は一昨年、自己最多の45試合に登板したが、昨シーズンは左肩のコンディション不良に悩まされ、わずか4試合しか出場できなかった
そのため、今シーズンは復活を期して「(最初から)飛ばさないと追いつけない
頑張るだけ」と意気込んでいる
左肩のリハビリと自主トレの取り組み
田浦投手は今オフに左肩のリハビリに取り組んできた1月には状態が改善され、昨シーズン限りで現役を引退した元エース、和田毅さん(43)が行う自主トレに参加
投球フォームに関して腰の回転などのテクニックを見直し、投球時の体の使い方をブラッシュアップした
「突っ込んでいたのが、突っ込まなくなった
今の時期で(以前と)同じ感覚で投げて10キロほど上がった」と、向上した状態を実感している
ブルペンでの投球練習
この日、田浦投手は福岡県筑後市のファーム施設でブルペンに入り、真っ直ぐと変化球を交えた約40球を投げ込み、フォームを確認したリハビリが続く中でのA組入りは、首脳陣からの期待の表れであり、今季は50試合登板を目指す
田浦選手は、「悔しさを晴らす1年に挑む」と力強く語った
田浦選手が春季キャンプで見せる意気込みは、昨シーズンのリハビリの成果を感じさせるものであり、首脳陣の期待も背負っている。彼の復活がチームにどれだけ貢献できるか、注目したい。
キーワード解説
- コンディション不良とは? 選手が怪我や体調不良で最良のパフォーマンスを発揮できない状態を指します。
- 投球フォームとは? 投手がボールを投げる際の体の使い方や姿勢のことを指します。正しいフォームは、投球の精度や球速に大きく影響します。

